熊本風と関東風のミックス雑煮。野菜はゆでておき、汁もあらかじめつくっておくので、すぐできます。
お正月はごちそうを用意されるでしょう。そのうえで、何かつくるなら、お正月らしいものを、一つでも二つでも手づくりして。どうぞ、家族それぞれ、わが家のお雑煮でお正月をお祝いください。
白みそのこうじのおいしさと豆の風味が雑煮全体を包み込みます。ゆっくりと煮立てるので餅がとろ~り、濃厚な味わい。真っ白な色合いは見た目にも温かく、一口で気持ちがホッとなごみます。
焼いた餅入り、すまし汁仕立ての東京風の雑煮です。具はいたって身近なものですが、この一椀(わん)で心も新たに。
すまし汁の関東風雑煮は、具材の切り方を変えれば華やかになります。斉藤さんの家庭の味をぜひ味わってください。
関東の定番はあっさりした雑煮です。
雑煮は地方によってさまざま。奈良県のものを紹介します。
煮しめや雑煮をぐんとお正月らしく、華やかに演出してくれる野菜の切り方です。
青森県八戸のお雑煮は具だくさんで、すまし汁仕立て。具は温まったら汁から取り出し、ざるに上げるのがポイント。この一手間で、どのおわんにも均等で、美しく盛り分けることができます。
末広がりで縁起のよい「八」種類の具で。トマト仕立てのスープに、おもちが意外なほど好相性。
丁寧な下処理で、素材の味、だしの味が際立ちます。ふわっと漂うだしの香りに気持ちまでが癒やされ、バランスのとれた組み合わせは日本の豊かな食文化を感じさせます。
つゆに鴨(かも)の独特のうまみが広がり、なんとも言えないおいしさの雑煮です。
もちを入れた、中国風の雑煮です。具だくさんで滋養たっぷりまろやかなコクのスープは、飽きがきません。
雑煮もポリ袋漬けを活用!小松菜のうまみと塩漬けにした鶏肉の食感が絶品です。相乗効果で餅のおいしさもひとしお。
お正月は昔から、「火を使わない」とされてきたので、できれば暮れに、鍋だしだけとって冷まし、冷蔵庫に保存しておくとよいと思います。お餅と具がたくさん入ったお雑煮は、そのひと椀(わん)だけで、おいしいお正月の食事になります。
熟成期間が短い白みそ。まったり甘くなるまでトロトロ煮ます。
鶏肉はしっとり火が通るよう工夫し、黄金色のだしでつくる、こだわりの雑煮です。
あられのようにコロコロ切った7種の食材が入ったおめでたい雑煮。いわばパーフェクト雑煮です!
だしのよしあしのみが、椀(わん)の味を決めます。最上の一番だしをとって使います。
腹ペコMAXには切り餅も救世主!常備しておくと安心です。