子孫繁栄を祈念する気持ちが込められる数の子。手でちぎると、上品な味に仕上がります。
おせち料理の定番。シンプルながら料理の基本をていねいに押さえた往年のレシピです。
塊肉をゆでてポリ袋でつけ汁につけるだけ。簡単なのに、しっかりと味のしみこんだ肉は食卓を華やかにしてくれます。
輪切りにしたときのグルグル渦巻きが楽しい昆布巻きです。早煮昆布と薄切り肉を使うので、煮込む時間も大幅に短縮。
「巻物」は学問の象徴であり、文化の発展を願う心がこめられています。中でも昆布巻きは、「よろこぶ」という言葉とかけて、二重におめでたい一品です。早煮昆布と半乾燥のにしんを使えば、気負わずに本格的な味になります。
香味野菜やあかとうがらしをきかせて、砂糖や塩を減らします。野菜不足になりがちなお正月にはたっぷり準備しておきます。
コクのあるさけとかみごたえのある昆布で満足感をアップします。
「松風焼き」とはけしの実を表面にふって焼いた物のことです。ここでは低脂肪のむね肉を使い、エネルギーダウン。全体の半分が野菜なので、ヘルシーで、しっとりした食感が楽しめます。電子レンジでスピーディに少量からつくれるのが魅力です。
かぼちゃなら、さつまいものきんとんで必要な「皮むき」、「水にさらす」が不要です。
はんぺんを混ぜれば、オーブントースターで焼くだけで、しっとり軽やかなだて巻きが完成!完全になめらかになるまですりつぶすことがポイントです。
七つの食材で七福です。薄味で炒り煮にするので、野菜がたっぷりとれます。切り干し大根を使うので、歯ごたえよしです。
いり鶏なら一つ鍋で手軽にできます。炒めてから熱湯を回しかける、これが翌日以降もおいしくいただく裏技です。
文化や学問の栄えに通ずる「巻き物」は、おせちの中でも尊ばれる一品です。手づくりしてよかったと、必ず思えるレシピです。
材料を全部下ごしらえしておいて、毎日その日の分だけ煮上げます。この方法だと日持ちさせるために濃い味にする必要がなく、毎日つくりたてのおいしさが楽しめます。
関東の定番はあっさりした雑煮です。
五目なますは多少の時間はかかりますが、けっして難しくはありません。ぜひともこのおいしさに出会ってください。
飾り切りをふんだんに用いて、姿もあでやかに仕上げます。お正月も野菜たっぷりで健康的に。
具材の数を絞ったつくりやすいお煮しめ。牛肉の濃厚なうまみで味わいがグッと深まり、お正月らしいごちそうになります。