かつてはどこの家庭でも、節句やお祝い事には赤飯を炊き、親戚やご近所にも配って喜びを分かち合いました。蒸し器と蒸し布があれば簡単につくれます。ぜひ定番のレパートリーに加えてください。
器を持つ手もあったかく、どなたにも喜ばれる茶碗蒸しは、お客様の特別な日の食事につきものでした。節目節目の思い出とともにある、小さなごちそうです。
白いフワフワしたおからを、春に咲くウツギの花にたとえたのが名前の由来です。経済的かつ体にもよくておいしい、素朴な味です。
いろいろな具を少しずつ、彩りよく入れた鍋焼きうどん。じっくり煮出したうまみの濃いだしと、モチモチとした太めのうどんがよく合います。
ふっくらしたぶりの身に、こっくりとした甘辛味のたれをからめて、つやよく仕上げました。白いご飯によく合う照り焼きです。
脂がのったぶりと甘みを増した大根の煮物は、昭和の時代から続く、この時季の定番料理です。それぞれ丁寧に下ごしらえをしてからじっくり煮込み、互いのうまみをしみ込ませます。ぶりは、切り身よりおいしいだしが出るアラで!
熟成期間が短い白みそ。まったり甘くなるまでトロトロ煮ます。
白身魚のすり身の代わりに豆腐を使った、なめらかで上品な味わいのだて巻きです。まるでお菓子のようで、子どものおやつにもおすすめです。
ふっくら煮上がった身に、よく味のしみ込んだ卵。やさしい母の味です。サッと煮上げ、さっぱりとしたかれいに、濃い味の煮汁をからませながらいただきます。
さんまの塩焼きは、丁寧に焼き、うまみを逃さないことが肝要です。すだちの用意も忘れずに。
脂ののったさばに、とろみのついた煮汁をからませて。みその香りと甘辛さが食欲をそそります。
たんぱく質豊富な豆腐を保存するために考え出された高野豆腐。フワッとしたやさしい口当たりと、ジュワッとしみ出す甘い煮汁は、懐かしくホッと落ち着く母の味です。
揚げたてがごちそう!花のようなかき揚げです。コツは衣のつけ方に。
お母さんが揚げるアツアツの天ぷらは昭和の家庭のごちそうでした。 冷蔵庫にあるものを何でも揚げて、翌日みそ汁に入れるのも味わい深いものです。
甘酢漬けにしたらっきょうは、おすしの具に、漬け汁はすし飯に利用できます。
らっきょうの甘酢漬けを、具にするだけでなく、漬け汁をあじとすし飯にも利用できるうれしい一品です。
塩らっきょうをじっくり焼いて練りみそを添えたオツな一品。練りみそに刻んだ塩らっきょうを入れても絶品です。
塩らっきょうをあんかけ仕立てにしました。ブロッコリーともよく合います。
食欲がないときにもうれしい、定番レシピです。
材料を入れ、火にかけ、保存瓶に移すだけの簡単昆布甘酢です。