きょうの料理レシピ
さばのみそ煮
脂ののったさばに、とろみのついた煮汁をからませて。みその香りと甘辛さが食欲をそそります。
写真: 今清水 隆宏
エネルギー
/320 kcal
*1人分
調理時間
/50分
材料
(2人分)
- ・さば (二枚におろしたもの) 1枚(200~250g)
- *中骨がついたほうを使う。
- 【水だし】
- ・水 カップ3/4
- ・昆布 (5cm四方) 1枚
- ・しょうが 10g
- 【練りみそ】*つくる量が少ないと、味が安定しないのでつくりやすい分量でつくる。約半量を使い、残りは焼きなすなどに合わせるとよい。
- ・赤みそ (甘口) 100g
- ・砂糖 70g
- ・酒 大さじ3
- ・塩
つくり方
1
さばは皮に一文字の切り目を入れ、二つに切る。
! ポイント
さばに切り目を入れると、身が縮むのを防ぎ、火の通りがよくなり、味もしみ込みやすくなる。
2
バットにたっぷりの塩をふり、さばをのせ、上からたっぷりの塩をふる。塩が溶けるまで30~40分間ほどおく。
! ポイント
塩をしっかりふっておくと、余分な水けが外に出て身がしまり、煮くずれしにくい。
3
鍋に水と昆布(【水だし】の材料)を入れる。しょうがは皮をむいて薄切りにし、1/3量は飾り用に細切りにし、水に放す(針しょうが)。
4
2の塩が溶け、さばの表面がぬれてきたところで、目ざるに並べ、熱湯にサッとくぐらせる(霜降り)。
! ポイント
霜降りにして、魚の生臭みを取り、煮くずれを防ぐ。
5
【練りみそ】をつくる。小鍋に材料を入れてよく混ぜ合わせてから、強火にかける。混ぜながら照りが出てきたら中火にし、水分をとばしながらしゃもじで一文字が書けるまで練る。
! ポイント
【練りみそ】は別につくり、さば本来の味と一緒に、みそのおいしさを味わう。
6
3の鍋の昆布の上にさばを並べ、しょうがの薄切りを散らして強火にかける。
7
沸騰したら【練りみそ】の約半量を3~4か所に分けて加える。【練りみそ】が溶けてきたら煮汁をかけながら強めの中火で火が通るまで煮る。器に盛り、煮汁をかけ、3の針しょうがの水けをきってのせる。
! ポイント
強めの中火で一気に煮上げれば、魚のうまみを逃さない。
全体備考
【目指すポイント】
煮くずれさせず、「さば」と「みそ」それぞれを味わう。
【さばは、中骨のついたほうを使う】
さばは二枚おろしにしたものを使いますが、中骨のあるほうを使うと、味がよく出て、煮くずれしにくくなります。
きょうの料理レシピ
2014/10/14
おふくろの味 定番100
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