1月7日の朝、一年の無病息災を願って食べる、春の若菜が入った行事がゆです。行事がゆに入れる餅は、かゆ柱と呼ばれ、新一年、その家を守る神様が宿ると信じられてきました。
ごぼうを下味で煮含めてから、熱いうちにごまの衣をからめるのがおいしさのコツです。
吉田さんが毎年つくる、中国風おせちに欠かせない一品。ねぎ、しょうが、しょうゆ、紹興酒、五香粉などを混ぜた香り高いたれに、豚肉を1週間ほど漬けて味をしっかりなじませ、オーブンでつやよく焼けば完成です。
飾り切りしたかまぼこは、いちばん簡単で見栄え抜群のおせち料理。覚えておけば、一生ものの華やかさです。
おせち料理の中でもひときわ鮮やかな、金塊のように黄金色に練り上げたきんとん。さつまいもの皮は惜しげなく厚めにむいてかりんとうにするという「お楽しみ」もあります。お正月ならずともおやつとしても使えるので、たっぷりつくって損はありませんよ!
時間のかかるせん切りを薄切りに変えて、なますにします。輪切りのきんかんで彩りと甘い香りをまとわせます。
里芋は洗って風に当てておくと、皮をむくときに手がかゆくなりません。下ゆでせずにすぐに煮ます。
すまし汁の関東風雑煮は、具材の切り方を変えれば華やかになります。斉藤さんの家庭の味をぜひ味わってください。
黒豆は乾燥のまま蒸して、味を含ませながら戻します。甘さ控えめの、すっきり味に仕上げます。
裏ごししたさつまいもに粉寒天を加えた簡単芋ようかん。控えめな甘さです。
副菜に、お弁当のおかずにと便利な一品。
がんばる家族、友だち、大切な人、親しい若い人の節目を祝うときにつくる、「お赤飯」。うれしい知らせをもらって、「ああ、よかったな」と思う気持ちを形にしたお料理です。もち米は必ず一晩水につけて吸水させます。
柚子(ゆず)風味のたれにつけ、香ばしく焼き上げた一品です。おせち料理の焼き物には、鮭やぶりのように、「上る魚」や「出世魚」をどうぞ。
練りすぎないように煮詰めると透明感のあるつややかなきんとんになります。
肉やしいたけのうまみで、淡泊なごぼうを煮ます。ごぼうのうまみは皮の近くにあるので、皮はむきません。
おせち料理の定番。シンプルながら料理の基本をていねいに押さえた往年のレシピです。
えびは半量は形を残して、ぷりぷりとした食感とうまみを味わいましょう。
関東の定番はあっさりした雑煮です。