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きょうの料理レシピ

栗きんとん

おせち料理の中でもひときわ鮮やかな、金塊のように黄金色に練り上げたきんとん。さつまいもの皮は惜しげなく厚めにむいてかりんとうにするという「お楽しみ」もあります。お正月ならずともおやつとしても使えるので、たっぷりつくって損はありませんよ!

栗きんとん

写真: 竹内 章雄

エネルギー /1490 kcal

*全量

調理時間 /30分

*さつまいものアクを抜く時間、 でき上がってから冷ます時間は除く。

材料

(つくりやすい分量)

・さつまいも 2本(正味 400~500g)
・栗の甘露煮 15~16コ
*市販。大きければ半分に切る。
・くちなしの実 (乾) 2コ
・グラニュー糖 約130g
・塩

つくり方

1

さつまいもは1cm厚さの輪切りにして厚く皮をむき、1時間以上水につけてアクを抜く。

! ポイント

さつまいもの皮はオリーブ油で揚げて鍋に入れ、メープルシロップを加えて中火で熱しながらキャラメル状にからめれば、香ばしいかりんとうに。

2

くちなしの実は不織布製のお茶用パックで包み、色が出やすくなるよう軽くたたいて割り、ひもなどで縛る。

3

さつまいもを洗って水けをきり、鍋に入れてたっぷりの水を注ぐ。弱めの中火でゆで、少し串が刺さるようになったら水を替える。くちなしの実を加えて弱火で静かに煮る。

4

竹串がスッと通るくらい柔らかくなったら引き上げて水けをきり(ゆで汁は少しとっておく)、フードプロセッサーにかけてなめらかにする。

! ポイント

フードプロセッサーが回りにくければ、様子を見ながらゆで汁を足してかくはんする。

5

鍋に移してゆで汁適量を加え、軽い力でも混ぜやすい柔らかさにゆるめたら、弱火にかけて木べらで練る。

6

グラニュー糖を数回に分けて加えて練り、好みの甘さになったら、塩小さじ1/2を加える。つやが出てぽってりとしたら、栗の甘露煮を加えて混ぜ、栗が温まったらバットに広げて冷ます。

全体備考

【保存】完全に冷めたら密封容器に入れて冷蔵庫へ。冷凍で1か月間保存可能。

きょうの料理レシピ
2012/12/10 おせち

このレシピをつくった人

有元 葉子

有元 葉子さん

素材の味を生かしたシンプルで潔いレシピと、センスの良い暮らしぶりが世代を超えて多くの支持を集めている。

栗の甘露煮を入れた栗きんとんと、生のパイナップルを入れたパイナップルきんとんを作りました。どちらも甘いので砂糖は不要でした。うっかり入れたら家族から、甘過ぎて沢山食べられないと言われてしまいました。我が家は甘さ控えめで大量に作るのが喜ばれるようです。
2022-01-09 11:51:27
比較的手間がかからずに、作りやすかったです。グラニュー糖も使いましたが、お味がとても好みでした。
2019-10-07 09:26:29
くちなしの実無しであとはレシピどおり。とても簡単に美味しく出来ました。
2019-01-01 10:18:00
初めてクチナシの実を使って作りました。甘さは、栗の甘露煮のシロップを利用しました。色鮮やかな出来上がりにとっても満足しています。
2019-01-01 08:07:35
昨年はみりん1カップ使うレシピで作りましたが、アルコールが強くかつ時間がかかったので、今年はこちらのレシピで作りました。大正解です。なにより大量のみりんを煮詰めるよりとても時短で出来ます。フープロから鍋に戻し出来上がるまで5分程です。しっかり練り上げることで照りも十分でました。おやつにもというだけあって子供も食べやすい味だと思います。私は350gの薩摩芋とグラニュー糖100gで作りました。
2017-12-30 02:00:02

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