きょうの料理レシピ
七草がゆ
1月7日の朝、一年の無病息災を願って食べる、春の若菜が入った行事がゆです。行事がゆに入れる餅は、かゆ柱と呼ばれ、新一年、その家を守る神様が宿ると信じられてきました。
写真: 原 ヒデトシ
エネルギー
/160 kcal
*1人分
塩分/1 g
*1人分
調理時間
/20分
材料
(2~3人分)
- ・ご飯 150g
- ・切り餅 2コ
- ・かぶの葉 1/2コ分
- ・せり 2~3本
- ・塩 小さじ1/2
- ・水 カップ3
つくり方
1
餅は半分の大きさに切る。土鍋に水とご飯を入れて中火にかけ、煮立ってきたら餅を加える。やや弱火にし、餅が柔らかくなって、とろみがつくまで炊く。
! ポイント
ご飯がふっくらとふくらんだところで切り餅を加えて炊く。
2
かぶの葉とせりは包丁でたたいて、みじん切りにする。
! ポイント
七草のせりとかぶの葉は、包丁でたたいて刻む。今回は七草のうち、手に入りやすい2種を使用。
3
1に塩を加えて味をつけ、2を加えてサッと混ぜ、火を止めて碗(わん)によそう。
全体備考
春の七草は、せり、なずな(ぺんぺん草)、ごぎょう(ははこ草)、はこべら(はこべ)、ほとけのざ(たびらこ)、すずな(かぶ)、すずしろ(大根)。
きょうの料理レシピ
2019/01/04
おかゆ青年隊
(初回放送日:2012/01/05)
このレシピをつくった人
柳原 尚之さん
江戸懐石近茶流嗣家(しか)。祖父・敏雄、父・一成より和の基本を伝授される。現在、英語で和食を教えるなど、日本料理をグローバルに広げる活動も積極的に行う。1979年生まれ。趣味は茶道とクレー射撃。NHKの時代ドラマ「みをつくし料理帖」の料理監修や大河ドラマ「龍馬伝」の料理所作指導、料理考証も担当。
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