ぎんなんやゆで卵などの“お宝”をたっぷり巻き込んで蒸します。好みの厚さに切ってどうぞ。
魚のすり身の代わりに木綿豆腐を使います。なめらかにすり混ぜた豆腐が入っただて巻きは、ふわっとやさしい口当たりです。
お正月にふさわしい紅白の色合わせに、黄柚子で彩りを添えて。
パパッとつくれて、甘酸っぱさが口にうれしい逸品です。たたくのはごぼうにあえ衣がよくなじむようにするためですが、縁起よく「多々喜」の字を当てることもあります。
くちなしの実と一緒にゆでて、「金団(きんとん)」(豊かな財宝)の字にふさわしい黄金色に練り上げます。さつまいもは金時を使うと、しっとりとなめらかに仕上がります。
白みそのこうじのおいしさと豆の風味が雑煮全体を包み込みます。ゆっくりと煮立てるので餅がとろ~り、濃厚な味わい。真っ白な色合いは見た目にも温かく、一口で気持ちがホッとなごみます。
しみじみと味わい深いこんにゃくの煮しめです。淡泊なこんにゃくは、薄切りにし、味がよくしみ込むようにします。
塩を完全に抜くのではなく、ちょうどよい塩加減に残すのがポイント。
さんしょうの香りと鶏のジューシーなうまみが口に広がり、人気を集めること間違いなし。盛り付けたときも映える焼き物です。
長くしめすぎると、昆布の色と香りがたちすぎることもある昆布じめ。冷凍なら、程よい加減にしまります。
口当たりの柔らかい、しっとりとした肉だんごです。クビ骨を砕いて加えると、なおいっそうおいしくなります。
足かけ3日かかりますが、実作業は3時間ほど。下煮を2回に蒸し1回、砂糖は二度に分けて徐々に味を浸透させるのが野崎流。
意外と簡単!基本のおせち。かずのこを甘酒の素につければ、程よい甘みもついて風味よく仕上がります。
シャキシャキの歯ごたえが楽しいれんこんのなますです。
栗(くり)きんとんの輝く色は、豊かさの象徴です。さつまいもはアクの少ない部分だけを使い、鍋に付いた焦げをこまめに除くことで、美しく仕上げます。
塩をふってギュッと絞り、甘酢へ二度づけすれば水っぽくなりません。
焼いた餅入り、すまし汁仕立ての東京風の雑煮です。具はいたって身近なものですが、この一椀(わん)で心も新たに。
2種類の材料を切って、甘酢につけるだけ。はし休めにもなる一品です。
裏ごしした二色の卵を重ねて蒸します。口当たりのよさが身上の、誰にも喜ばれる味です。
煮汁ごと冷凍して、たっぷりうまみを含んだえびを、大みそかは自然解凍するだけです。