きょうの料理レシピ
数の子
塩を完全に抜くのではなく、ちょうどよい塩加減に残すのがポイント。
写真: 鈴木 雅也
エネルギー
/260 kcal
*全量
調理時間
/15分
*数の子を塩水につける時間、つけ汁につける時間は除く。
材料
(つくりやすい分量)
- ・数の子 250g
- 【つけ汁】
- ・酒 カップ2
- ・うす口しょうゆ カップ1/4
- ・みりん カップ1/4
- ・削り節 たっぷり一つかみ(20g)
- ・塩
つくり方
1
数の子は、たっぷりの真水に半日くらいつけ、その後、1~2%の塩水に1~2時間つけて、端をかじってみて、少し塩味を感じるくらいに塩を抜く。
! ポイント
真水を使っておおまかに塩を抜き、その後1~2%の塩水にかえるとちょうどよく塩が抜ける。
2
1の薄皮をていねいに取り除き、水けをきる。
! ポイント
ボウルの水で洗いながら薄皮をむくと、むきやすい。
3
鍋に【つけ汁】用の酒を入れ、火にかけて沸騰させ、アルコール分をとばす。アルコール分がとんだら、うす口しょうゆ、みりんを加え、再度沸騰したら火を止めて削り節を加えて冷ます。
! ポイント
火を止めたらたっぷりの削り節を加える。
4
冷めたら削り節を除き、2の数の子を入れ、一晩つける。
5
食べやすくちぎり、器に盛る。
全体備考
《数の子》
小さくても、折れてもよいが、数の子はその歯ごたえを楽しむものなので、張りがあり、パキッと折れるものがおいしい。紹介するつくり方のほか、かす漬けや、みそ漬けにするのも、また違った味わいでおすすめ。その場合、2~3日間つけたものが食べごろ。
きょうの料理レシピ
2006/12/11
村田吉弘の基本のおせち
このレシピをつくった人
村田 吉弘さん
京都の日本料理店3代目主人。和食がより簡単に、楽しくなるアイデアレシピを数多く提案し、家庭料理のつくり手を応援している。
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