北海道の郷土料理「松前漬け」は、糸を引く粘りがおいしさのもとです。
甘さひかえめで、手づくりならではの味わいです。昔は田んぼの肥やしとしたことからこの名がつき、「五万米(ごまめ)」ともいい、五穀豊穣を祈願した縁起ものの一つ。
小さいながら尾頭つきのおめでたさ。ごまめをパリっといること、煮汁をしっかり煮詰めることがこつ。
先に調味料を入れてしまうと柔らかく仕上がらないので、十分柔らかく煮てから味を含ませていきます。
鴨(かも)肉はお正月気分にぴったり。赤ワインにみりんを加えた甘めの汁で煮ます。雑煮やそばに入れても。
しみじみと味わい深い煮しめです。素材をそれぞれ別に煮て、持ち味を生かした味つけで煮上げます。
柚子の香りが広がる一品。冷凍することで保存がきくうえ、味もよくしみこみます。
自家製の昆布だしを使うのがポイント!粉だしなら少ない分量でも味が均一にしっかりしみ込み、驚くほど簡単にできます。
子どもはもちろん、大人までもがウキウキしてしまう、ハレの日のメニューです。家族で食卓を囲めば、よりおいしさも増します。たっぷりの卵をからめてどうぞ召し上がれ。
京都風にうす口しょうゆを用い、素材の色を生かしてきれいに煮上げます。
ぎんなんやゆで卵などの“お宝”をたっぷり巻き込んで蒸します。好みの厚さに切ってどうぞ。
魚のすり身の代わりに木綿豆腐を使います。なめらかにすり混ぜた豆腐が入っただて巻きは、ふわっとやさしい口当たりです。
塩につけた肉類を、低温の油でじっくりと煮るコンフィ。砂肝をつかって正月の新たな定番料理にしてみてはいかがでしょうか。油につけたまま、冷蔵庫で約1か月保存可能です。
お正月にふさわしい紅白の色合わせに、黄柚子で彩りを添えて。
パパッとつくれて、甘酸っぱさが口にうれしい逸品です。たたくのはごぼうにあえ衣がよくなじむようにするためですが、縁起よく「多々喜」の字を当てることもあります。
くちなしの実と一緒にゆでて、「金団(きんとん)」(豊かな財宝)の字にふさわしい黄金色に練り上げます。さつまいもは金時を使うと、しっとりとなめらかに仕上がります。
長芋とはんぺんでつくるコクのあるソースは、ポリ袋調理で簡単に!豆腐にしっかりと下味をつけるのが、おいしさのポイント。
お正月はごちそうを用意されるでしょう。そのうえで、何かつくるなら、お正月らしいものを、一つでも二つでも手づくりして。どうぞ、家族それぞれ、わが家のお雑煮でお正月をお祝いください。
たまねぎをよ~く炒めて甘みを出すのがコツ。砂糖やはちみつを使わずに、甘辛味のチャプチェが完成です。
イタリアの人気デザート、ティラミス。シンプルな材料で簡単につくれます。食べたい分だけスプーンですくって楽しむスコップケーキに仕立てます。