きょうの料理レシピ
昆布巻き
先に調味料を入れてしまうと柔らかく仕上がらないので、十分柔らかく煮てから味を含ませていきます。
写真: 鈴木 雅也
エネルギー
/250 kcal
*全量
調理時間
/60分
*昆布を戻す時間は除く。
材料
(つくりやすい分量/12コ分)
- ・早煮昆布 (乾) 45g
- 【A】
- ・酒 550ml
- ・水 550ml
- ・かんぴょう (20cm長さ) 6本
- ・塩 少々
- ・砂糖 大さじ1+2/3
- ・しょうゆ 大さじ1/2
- ・みりん 小さじ1
つくり方
1
早煮昆布はぬれぶきんで表面をよくふき、【A】に約20分間つけて戻す。かんぴょうは塩少々と少量の水を加えてもみ、水を捨てる。水がきれいになるまで何回か水を注いでは捨てる。堅ければ熱湯でサッとゆでて水にとる。縦半分に切る。
2
柔らかくなった昆布を端から巻き、かんぴょうで結ぶ。【A】はとっておく。
3
2の昆布を、きっちりと並ぶ大きさの鍋に並べ、水でぬらした木の落としぶたをして、浮かないようにおもしをする。とっておいた【A】を加え、強火にかける。
4
沸騰してきたら強めの中火にして煮る。20~25分間たって昆布が柔らかくなったら砂糖大さじ1+2/3を加える。
5
5~6分間たったらおもしを取り、しょうゆ大さじ1/2を加え、約10分間煮る。
6
煮汁が回らなくなってきたら、落としぶたを取り、弱めの中火にする。みりん小さじ1を加え、煮汁がほとんどなくなるまで煮る。
全体備考
【「煮しめ」は保存食】
汁けがなくなるまで煮る「煮しめ」は、余分な水けがとんで濃い味になるので、その結果、腐りにくくなります。今の時期は、気温が低いことも相まって、いっそう日もちします。昔からおせちといえば煮しめが欠かせないのも道理ですね。
きょうの料理レシピ
2007/12/19
村田吉弘のきちんと日本料理
このレシピをつくった人
村田 吉弘さん
京都の日本料理店3代目主人。和食がより簡単に、楽しくなるアイデアレシピを数多く提案し、家庭料理のつくり手を応援している。
つくったコメント