新米の季節にはぜひお試しください。この炊きおこわは、蒸し器やせいろがなくても手軽に、短時間でつくれ、しかもおいしいと三拍子そろったレシピです。
日本の食。慶事を祝う特別なご飯として、ハレの日の食卓を彩ってきた赤飯。手づくりだからこその蒸したてのおいしさをぜひ味わってみてください。
かつてはどこの家庭でも、節句やお祝い事には赤飯を炊き、親戚やご近所にも配って喜びを分かち合いました。蒸し器と蒸し布があれば簡単につくれます。ぜひ定番のレパートリーに加えてください。
イメージ的に手間がかかる赤飯も、レンジを使って簡単に!
水の量を守って、初めは強火であとはごくごく弱い“蛍火”で。それさえ守ればしっかり火が通りますよ。
卒業、進学、就職と、春のイベントにもふさわしい赤飯。手づくりならではのおいしさを味わいましょう。
もち米に対して6割の、ささげのゆで汁をはかり、この水分をもち米にていねいに含ませてから蒸します。
蒸し器ではなく和せいろを使って蒸す、昔ながらのおこわです。ふっくらとした口当たりが楽しめます。
炊飯器でおいしく炊けるコツをマスター。もち米2にうるち米1を混ぜるのがポイントです。
ささげの色がよく出たゆで汁で打ち水をしながら、色よく蒸し上げます。
ささげを別のなべでゆでる必要もなく、一気に仕上げます。出来上がりまで30分という驚きのスピード!
せいろや蒸し器を使った赤飯は、米の1粒1粒がふっくらツヤツヤ。温かくても、冷めてもまたよし。