たんぼの肥料に使っていたことからその名がつき、五穀豊穣(ほうじょう)を願う祝い肴(ざかな)になった田作り。メープルシロップでやわらかい甘みをつける有元流なら、焦げにくくくっつきにくいので、初心者でも上手にできますよ。
子孫繁栄の象徴数の子。昔は干し数の子を戻してつくるのが主流でした。プリプリした食感と上品なうまみは感動もの。このすばらしい食材を食べて親しむことで守っていきたいですね。
おせちの定番、きんとんと黒豆でつくる一口サイズのお菓子です。2つを合わせて布巾などでキュッと絞るだけで簡単につくれますよ。
オレンジ色がかったきんとんは、さつまいもと一緒に干しあんずを煮てつくります。あんずの甘酸っぱい風味が加わって爽やかなおいしさ!
さつまいもをフードプロセッサーでつぶして練り上げます。最後に水あめを加えて、つややかに仕上げましょう。
はんぺんの代わりに、かきをペースト状にして生地をつくります。生のりを加え、磯の風味豊かできれいな緑色に仕上げます。
はんぺんや卵をフードプロセッサーにかければ、簡単になめらかな生地が完成。中までしっかり火が通るようにアルミ箔(はく)でふたをして焼き上げましょう。
具材を1つの鍋で一緒に煮上げる、家庭向きの煮しめです。鶏肉は、野菜に火が通ってから加えると、パサつかず柔らかな煮上がりに。
甘めの煮汁をたっぷり含ませて、つややかでジューシーに仕上げます。煮汁が冷たいうちにしいたけを入れて煮て、よく含ませるのがポイント。
えびには、クルッと曲がった形から「腰が曲がるまで」と長寿を願う意味があります。煮る時間を短めにし、身がパサつかないようにするのがポイント。
祝い肴とたいでつくった雑煮でお正月の朝を迎えましょう。たいと昆布を水から煮て、ひと煮立ちさせるだけで、だしの効いた雑煮の完成です。
一年の豊作の願いを込めてつくられる祝い肴(ざかな)です。田の肥料にいわしをまいたことから田作りと呼ばれるようになったといわれています。電子レンジにかけてカリッとした食感に仕上げます。
数の子は子孫繁栄を表す縁起物です。しっかり塩ぬきをして味を含ませるのがポイント。あらかじめ小さく切って、塩ぬきの時間や漬け時間を短縮します。
あんずの甘酢っぱさが爽やかなきんとんです。あんずが入ることでさつまいもの鮮やかな発色が長もちしますよ。
お正月には縁起のよい7つの具をひと鍋で煮た煮物をどうぞ。青のりや白ごまの衣を着せて絹さやと柚子(ゆず)をあしらい、一層にぎやかに仕上げます。
パパッとつくれて、甘酸っぱさが口にうれしい逸品です。たたくのはごぼうにあえ衣がよくなじむようにするためですが、縁起よく「多々喜」の字を当てることもあります。
正月料理に欠かせない、食卓を華やかに彩る煮しめです。丁寧に下ごしらえし、ゆっくりと味を含ませた煮しめは格別の味わいです。
にんじんと長芋で、紅白の梅に見立てます。長芋は白さを生かして仕上げましょう。
にんじんと長芋で、紅白の梅に見立てます。にんじんは下煮して柔らかく、きれいな色をいかしましょう。
鶴の飾り切りをした里芋の煮しめです。味がしみた里芋は味もまた格別のおいしさ!しょうゆを控えめに、ごく白く仕上げます。