高知で“りゅうきゅう”といえば、はすいもの茎を指します。
“かつおのたたき”ならぬ、なすのたたきは薬味たっぷりが◎。
高知の山間部に伝わる田舎ずしの一つ。みょうがの香りに箸がすすみます。甘酢漬けは冷蔵庫で1週間ほど保存できるので、多めにつくって常備しても。
芯の具がないシンプルな巻きずしは、高知県西南・幡多(はた)地域などで親しまれている郷土料理。冠婚葬祭や節句などに欠かせません。すし飯にはみじん切りにしたしょうがをたっぷりと加えるのが、高知県の定番です。
高知県はしょうがの生産量が全国一。なかでも皮が白く、茎の切り口が赤い新しょうがは、辛みがマイルドで柔らかな食感が特徴。小島さんが農家さんに教わった天ぷらは、鮮烈なおいしさでくせになります。