96歳になった「ばぁば」 鈴木登紀子さんの味10選

鈴木登紀子
「食べる人を思いながら丁寧に料理を仕上げると、相手のおなかと心を温かく満たしてくれる」
数々のレシピとともに、料理に込める真心を語り継いでくれる、「ばぁば」こと鈴木登紀子さん。11月14日に、96歳のお誕生日を迎えました。
今回はそんな「登紀子ばぁば」のレシピの中から、今の時季におすすめのものを10品集めてみました。
大切な人を思いながら、ぜひつくってみてください。

登紀子ばぁばの味10選

里芋と豚肉の煮っころがし

秋の味覚の里芋に豚のバラ肉を加えて、おかず風にこっくりと仕上げました。

ねぎ餅

昔、台北育ちの夫から教えてもらったレシピです。バターの風味と甘辛味が絶妙で、3人の子育て中のお気に入りでした。くたっと煮えたお餅に、トロッとしたねぎと煮汁をからめて食べると最高ですよ!

さばのなべ照り

フライパンひとつでできる、みんな大好きな甘辛味の照り焼きです。お弁当にもぴったりですよ。

鶏の煮おろし

鶏肉に粉をはたいて焼き、だしでサッと煮て、大根おろしをきかせた一品。鶏やさばのなべ照りが残ったときのアレンジにもおすすめです。

ぶり大根

ぶり大根は、さながら素材の名勝負を思わせるお料理。冬の魚の王様格・ぶりのお味を大根がしっかと受け止めて、互いに引き立て合う絶妙さ。それぞれ丁寧に下ごしらえをして、お味も王様を目指しましょう。

空也蒸し

豆腐の入った茶碗(わん)蒸しを「空也(くうや) 蒸し」と言います。卵と豆腐、お手軽な材料でできる経済的な料理です。大鉢で蒸せば立派なごちそうに。子どもからお年寄りまで喜ばれます。

豚汁

根菜のおいしくなる季節、具だくさんの豚汁は懐かしい母の味です。多めにつくっておいて、温めなおしていただくのも、またよろしいものです。

炒り大豆の炊き込みご飯

大豆を気長に香ばしく炒(い)って具材に加えた炊き込みご飯です。具だくさんなので、あとはおつゆとおひたしでもあれば、上等な献立に。

あぶたま丼

油揚げと卵の組み合わせのお助け料理。休みの日のお昼ごはんに、どうぞ。のりの香りとお漬物は、ぜひ添えて。サッと食べたいときにぴったりです。

ライスカレー

市販のルーがない時代の素朴なサラッとしたカレーです。

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