
きょうの料理レシピ
ラタトゥイユ
味つけは、塩だけとシンプル。野菜の個性に合った下ごしらえと、最後に煮汁だけを煮詰めるひと技で、まさにプロの味に。

写真: 竹内 章雄
エネルギー
/1610 kcal
*全量
塩分/7.9 g
*全量
調理時間
/45分
材料
(つくりやすい分量)
- ・トマト 5コ(750~800g)
- ・なす 8コ(500g)
- ・ズッキーニ 2本(280g)
- ・たまねぎ 2~3コ(500g)
- ・パプリカ (赤) 2コ(150g)
- ・ピーマン 4コ(160g)
- ・にんにく (みじん切り) 3かけ分(30g)
- ・塩
- ・オリーブ油
- ・こしょう 少々
つくり方
下ごしらえをする
1
なすとズッキーニは皮をしまむきにし、ズッキーニは縦半分に切って種をスプーンでかき出す。どちらも2cm角に切ってそれぞれに塩少々をふってあえ、15分間ほどおいて水けをきる。トマトは横半分に切る。たまねぎ、パプリカ、ピーマンは2cm四方に切る。
! ポイント
なすとズッキーニは塩をふって余分な水分を出すと、炒めたときに油を吸いすぎず、きれいに仕上がる。
トマトを加えて煮始める
2
鍋にたまねぎとオリーブ油大さじ4、水カップ1/2を入れ、中火で炒める。水分が少なくなったらにんにくを加えてざっと炒め、トマトをつぶして加えて煮る。途中、皮がはがれてきたら取り除く。
! ポイント
たまねぎをしっかり炒めて甘みを引き出すのが、全体の味のキーポイント。
ほかの野菜を炒めて加える
3
フライパンに水けをきったなすとオリーブ油大さじ2を入れて3分間ほど中火で炒め、2の鍋に加える。ズッキーニも同様に炒めて鍋に加える。パプリカもオリーブ油少々でつやが出る程度に炒めて鍋に加え、20分間ほど煮る。途中、水けがなくなりそうなら適宜水を足す。ピーマンもパプリカと同様に炒めて鍋に加える。
煮汁をこして煮詰める
4
塩小さじ1を加えて火を止め、ざるでこして野菜と煮汁に分ける。煮汁を鍋に戻して強火にかけ、混ぜたとき底に線が残るくらいまで煮詰め、こしょうをふる。野菜を戻して全体を混ぜ、味をみて塩適量で調える。
! ポイント
煮汁だけを煮詰めることで野菜が煮くずれず、凝縮した味になる。
全体備考
●保存期間●
冷蔵庫で3日間、冷凍庫で1週間保存可能。
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このレシピをつくった人

谷 昇さん
東京・神楽坂にあるフレンチレストランオーナーシェフ。2度フランスへ渡り修業し、帰国後、複数の店でシェフを務めた後に自身の店をオープン。応用しやすい自由なレシピと、歯切れよく明快な解説で人気を集めている。
ラタトゥイユはこのレシピが最高です。他のレシピでは作れないってくらい大好き。最初に玉ねぎをオリーブ油で炒める事と茄子とズッキーニを炒めてから煮る事がポイントかな。一度作って見て下さい。
2024-07-01 08:01:52
シンプルですが、しっかりと味に深みがあり、甘みもあります。いろいろなラタトゥーユのレシピを試しましたが、今後はこのレシピにします!工程③で煮詰める時は鍋に蓋をしました。それでも食材と煮汁を分けて煮詰め直す程は煮汁が残りませんでしたが、十分美味しかったです。
2023-12-11 07:39:54
また作ちゃった!このレシピのポイントは玉ねぎをしっかり炒める事だと思います。野菜とお塩だけなのにこの美味しさ。作るたびに驚いています。もう夏の終わりなので作りおさめです。来年も激リピの予感。是非作って下さい。
2023-09-17 07:26:00
今夏激リピ中です。最初に玉ねぎをよく炒める事がポイントかな。野菜はよく炒めると美味しくなるんだなぁと感心してしまいます。お肉を使わないので冷やしても脂が浮く事もなく翌日頂いても問題ありません。
2023-09-08 08:53:57
確かに皆さんのコメント通り大変美味しいラタトゥイユです。茄子とズッキーニの下処理、良い勉強になりました。一人暮らしなので半量で。オリーブ油はケチらない事!ラタトゥイユはよく作りますが、毎回味を引き締める為にビネガーを入れています。でもこのレシピはその必要はないですね。別で炒める作り方だから?野菜の甘さを十分に味わえます。リピ有りです。
2023-07-23 07:14:30
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