
きょうの料理レシピ
高野豆腐の肉詰めと菜の花の煮物
つくね生地をはさんだ高野豆腐は、ふっくらとして、ジューシー。一口ほおばると、おいしい煮汁が広がります。菜の花を添えて春らしさをプラスするのもポイントです。

写真: 蛭子 真
エネルギー
/300 kcal
*1人分
塩分/2 g
*1人分
調理時間
/25分
*高野豆腐を水で戻す時間は除く。
材料
(2~3人分)
- ・高野豆腐 3枚
- 【つくね生地】
- ・鶏ひき肉 120g
- ・木綿豆腐 40g
- ・溶き卵 1/2コ分
- ・しょうが (すりおろす) 5g
- ・細ネギ (小口切り) 5本分
- ・小麦粉 大さじ1
- ・砂糖 小さじ1+1/2
- ・うす口しょうゆ 小さじ1/2
- ・塩 小さじ1/4
- ・こしょう 少々
- 【A】
- ・水 カップ1
- ・昆布 (3cm四方) 1枚
- ・砂糖 大さじ1
- ・みりん 大さじ1
- ・うす口しょうゆ 小さじ2
- ・塩 小さじ1/5
- ・菜の花 6~8本(50g)
- ・にんじん 30g
- ・塩
- ・サラダ油
つくり方
1
高野豆腐は袋の表示どおりに水につけて戻し、水けを絞る。横半分に切り、長辺の厚みの中央部に包丁の刃先で切り込みを入れる。反対側まで切り込みを通す。
! ポイント
高野豆腐を戻すとき、途中で上下を返して全体に水を含ませる。よく水けを絞り、時間があれば再度水に数分間つけてよく水けを絞ると、くせがやわらぐ。
反対側まで切り込みを通すと、両方からつくね生地を詰められる。
2
菜の花は茎の堅い部分を切り落とす。にんじんはピーラーで5~6cm長さのリボン状に切る。鍋に湯を沸かして塩適量(湯の量の1%)を加える。菜の花はサッとゆでて、にんじんは3~4分間ゆでてそれぞれ冷水にとり、水けをきる。
3
つくね生地をつくる。ボウルにすべての材料を入れ、粘りが出るまでよく練り合わせ、6等分にする。1の切り込みにつくね生地を詰め、はみ出した表面を整える。
! ポイント
高野豆腐からはみ出るほどのつくね生地で、ボリュームのある仕上がりに。
4
フライパンにサラダ油大さじ2を強めの中火で熱し、3を立たせて切り口の面から焼く。軽く焼き色がついたら上下を返し、両面をこんがりと焼く。さらに広い面も両面を軽く焼く。
! ポイント
煮る前に焼くことで煮くずれを防ぎ、香ばしさとコクが生まれる。
5
【A】を加えて落としぶたをし、さらにふたをして約5分間煮る。上下を返してさらに約5分間煮る。高野豆腐の脇に2の菜の花とにんじんを加え、サッと煮る。高野豆腐は食べやすく切り、器に盛る。菜の花とにんじんを添え、煮汁を全体にかける。
きょうの料理レシピ
2025/03/26
おばんざいの知恵を生かす杉本節子の春おかず
このレシピをつくった人

杉本 節子さん
生家の京町家の保存活動をしながら、杉本家代々に伝わる記録を元に、京の食文化を研究。現在は「おばんざい」のむだを出さずに使いきる合理的なレシピに着目し、紹介に努めている。
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