鶏もも肉のトマト煮
トマトの濃厚な風味とハーブの香りが見事にマッチ。ワインにピッタリの味わいに仕上げました。
写真: 野口 健志
*1人分
*1人分
材料
(2~3人分)
- ・鶏もも肉 2枚(500g)
- ・たまねぎ 1/2コ(100g)
- ・トマトの水煮 (缶詰/ホールタイプ) 1缶(400g)
- ・にんにく 2かけ
- ・白ワイン カップ1/2
- ・ローズマリー (生) 1枝
- ・バジル (生) 4枚
- ・塩
- ・小麦粉
- ・オリーブ油
- ・砂糖
- ・こしょう
つくり方
たまねぎは粗みじん切りにする。ボウルにトマトの水煮を入れ、手でつぶしながらヘタを除く。にんにくは包丁の腹でつぶす。鶏肉は6等分に切り、塩小さじ1をもみ込んで小麦粉大さじ2をまぶす。
フライパンにオリーブ油大さじ1+1/2とにんにくを入れて弱火にかけ、香りがたって色づいてきたら取り出す。鶏肉を皮側を下にして入れて強めの中火にし、両面に焼き色をつけて取り出す。たまねぎを入れ、しんなりとするまで2分間ほど炒める。
白ワインを加えて強火にし、アルコールをとばす。2のにんにくと鶏肉を戻し入れ、トマトの水煮、砂糖小さじ1、水カップ1/2、ローズマリー、バジルを加え、沸いたら弱めの中火にして20~25分間煮る。
少しとろみがついたら、味をみて塩・こしょう各適量で調える。
◆ごちそうトマト煮のヒミツ◆
1.鶏肉はカリッと焼いて煮る
鶏肉に小麦粉をまぶしてから焼き目をカリッとつけておくと、煮るときに香ばしさがにじみ出ます。とろみがついて口当たりもよくなります。
2.トマトのうまみを余すところなく!
トマトの水煮はホールタイプを使って、種の周りのうまみと酸味も生かしましょう。程よくゴロッとした食感を残すために、手でつぶします。ヘタはつぶしながら除きましょう。
3.ハーブを加えて
料理に生のハーブが加わると、風味がより本格的に。煮込んで香りを引き出します。今回使うローズマリーやバジルなどは、少量でも売られているので、ぜひ活用してみてください。
このレシピをつくった人
今井 亮さん
京都府京丹後市の大自然に囲まれた地に生まれる。中華料理をはじめ、家庭料理得意とする料理家。京都市内、東京の中華料理店で修行を積み、料理家などのアシスタントを経て独立。
身近な食材に小技を効かせて、お店のような味を気兼ねなくつくれるレシピは幅広い年代から支持を得る。料理雑誌、書籍、テレビ、料理教室など幅広く活動し、1女の父としても家事、育児に奮闘。
つくったコメント