ねぎワンタン
ゆでたてに薬味をのせ、アツアツの油をジュッ。ねぎの香りに誘われて、いくらでも食べてしまいそうなワンタンです。ジューシーな肉ダネづくりなど、コツを押さえて段取りよく調理を。
写真: 工藤 雅夫
*1人分
*1人分
材料
(2人分)
- ・ワンタンの皮 1袋(30枚)
- 【肉ダネ】
- ・豚ひき肉 100g
- ・干ししいたけ (戻したもの) 1枚(10g)
- ・ゆでたけのこ 10g
- ・ねぎ 10g
- 【A】
- ・しょうゆ 小さじ2
- ・酒 小さじ1
- ・こしょう 少々
- 【薬味】
- ・ねぎ 50g
- ・みょうが 1コ
- ・しょうが 1/2かけ(5g)
- ・青じそ 2枚
- 【合わせじょうゆ】
- ・だししょうゆ (市販) 大さじ1/2
- *昆布やかつおだし、かきなどの魚介エキスが配合された、しょうゆ。
- ・しょうゆ 大さじ1/2
- ・ごま油 小さじ1
- ・こしょう 少々
- ・サラダ油 大さじ3
- *あれば米油。
つくり方
【肉ダネ】の戻した干ししいたけ、ゆでたけのこ、ねぎはみじん切りにする。ねぎには水分が出ないようにごま油をまぶしておく。
しいたけはうまみ、たけのこは歯ごたえ、ねぎは香りを出す役割。
【薬味】のねぎとみょうがは縦半分に切って斜め薄切りにする。しょうがと青じそはせん切りにする。すべて合わせて水にさらし、ざるに上げて水けをよくきる。【合わせじょうゆ】の材料は混ぜ合わせておく。
ボウルにひき肉と【A】、しいたけを入れてよく練る。粘りが出たら【肉ダネ】をボウルにたたきつけて空気を抜き、ねぎ、たけのこを加えて軽く混ぜ合わせる。
調味料としいたけは肉にしっかりと練り込み、ねぎとたけのこは水分が出ないよう軽く混ぜる「二度分け混ぜ」で。
ワンタンの皮の中央に、【肉ダネ】を小さじ1/2を目安にのせて三角に折りたたむ。
皮は打ち粉の少ないほうが内側。水はつけなくてもよい。
左右それぞれにひだをつくり、中央に寄せる。
厚みが均等になるように押さえ、【肉ダネ】と皮を密着させる。
鍋に湯を沸かし、ワンタンを入れる。くっつかないように菜箸でさばき、中火で1分間ゆでる。
すぐにゆで上がるので、時間差がつかないよう、ワンタンは一度にすべて湯に入れる。
湯をきって器に盛り、2の【薬味】をのせる。こしょうをふり、2の【合わせじょうゆ】をかける。
小鍋またはフライパンにサラダ油を強火で熱する。煙が立ったら【薬味】の上にジュッとかける。
できるだけ手早く油を熱し、ワンタンのゆで上がりと間をおかないように。
◆斉さん直伝プロの技◆
1、肉ダネの黄金比は、
ひき肉:干ししいたけ:ゆでたけのこ:ねぎ=10:1:1:1。
2、具材別にしっかり練る→軽く混ぜる、の「二度分け混ぜ」で極上肉ダネに。
3、ゆで時間は1分間。仕上げでもたつかないよう、段取りよく。
このレシピをつくった人
斉 風瑞さん
東京・青山にある中華風家庭料理店の創設者。「ふーみんママ」の愛称で慕われ、数々の名物料理を生み出して多くの人を魅了。神奈川県内の少人数制サロンレストランで腕をふるう。
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