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健康キッチン

きょうの料理レシピ

根菜と鶏肉の甘酒煮

“飲む点滴”ともいわれる甘酒を、根菜と合わせました。甘酒の甘みが野菜のうまみを引き出した上品な味わいです。

根菜と鶏肉の甘酒煮

写真: 野口 健志

エネルギー/264.9 kcal

*1人分

食塩相当量2.4 g

*1人分

調理時間/25分

*鶏肉を甘酒につける時間は除く。

快腸レシピ
おすすめ度 2.5
食物繊維を含む食材
昆布,ごぼう,にんじん
3
乳酸菌または麹を含む食材
甘酒
2

材料

(2~3人分)

・鶏もも肉 1枚(250g)
・甘酒 (米こうじ/ストレートタイプ) カップ3/4
・れんこん 100g
・ごぼう 1/2本(80g)
・にんじん 1/2本(75g)
【A】
・しょうが (せん切り) 1かけ分(10g)
・昆布 (2×4cm) 8枚(10g)
・しょうゆ 大さじ2
・水 カップ3/4
・ごま油 小さじ1

つくり方

1

鶏肉は余分な脂を取り除き、8等分に切る。ポリ袋に甘酒とともに入れ、冷蔵庫に1時間以上おく。

! ポイント

甘酒は鶏肉を柔らかくし、くせを抑えて食べやすくさせる。

2

れんこんは乱切りにし、水に軽くさらして水けをきる。ごぼうは洗い、乱切りにして水に軽くさらし、水けをきる。にんじんは乱切りにする。

3

深めのフライパンにごま油を中火で熱し、1の鶏肉を炒める(残った甘酒はとっておく)。鶏肉が白くなったら、2を加えて1分間炒める。【A】と残った甘酒を加えてふたをし、煮立ったら弱火で15分間、時々混ぜながら煮汁が半分程度になるまで煮る。

! ポイント

甘酒は砂糖(甘さ)、酒(コク)、だし(うまみ)のかわりにもなる。

全体備考

《「秋の腸活」腸内環境を整えるコツ》
●食物繊維(れんこん・ごぼう・にんじん)
●発酵食品(甘酒)
この2つを組み合わせることで、より高い効果が期待できる。

このレシピにある機能性成分を含む食材

【骨に良いとされる食材】
にんじん[βーカロテン]

きょうの料理レシピ
2020/09/21 いまどきヘルシー「秋の腸活」

このレシピをつくった人

舘野 真知子

舘野 真知子 さん

(1973〜2022)栃木で8代続く農家に生まれ、産地直送の野菜を使ったレストランのシェフを経て独立。発酵食が得意で、料理教室やワークショップで、さまざまな国の人に発酵食品のすばらしさを伝えた。