京いなり
にんじん、しいたけ、黒ごま入りのすし飯をあっさりめに煮た油揚げに詰めます。
写真: 鈴木 雅也
*1人分
*干ししいたけを戻す時間、煮た油揚げを冷ます時間は除く。
材料
(24コ分。カロリーは1コ分。)
- ・すし飯
- *米3合分。いなりずしの下ごしらえを参照
- ・油揚げ 12枚分
- *いなりずしの下ごしらえを参照
- 【A】
- ・だし カップ5
- ・酒 カップ1/2
- ・グラニュー糖 大さじ2
- ・みりん 大さじ6
- ・しょうゆ 大さじ2+2/3
- ・干ししいたけ 4枚
- ・京にんじん (3mm角に切る) 45g
- *またはにんじん
- ・グラニュー糖 大さじ1/2
- ・だし カップ1/2
- ・黒ごま 大さじ2
- ・酒 大さじ2
- ・みりん 大さじ3
- ・しょうゆ 大さじ1+1/3
- ・酒 大さじ1/2
- ・みりん 小さじ1
- ・塩 1つまみ
- ・うす口しょうゆ 少々
つくり方
干ししいたけはジッパーつきの密封袋にヒタヒタの水と入れ、空気を抜いて封をし、冷蔵庫で一晩おいて戻す。
鍋に【A】のだしと下ごしらえをした油揚げを入れ、落としぶたをして中火にかける。煮立ったら酒を加え、約10分間コトコトと煮る。【A】のグラニュー糖とみりんを加えて10分間煮て、しょうゆを加え、約30分間煮て火を止め、そのまま冷ます。
戻した干ししいたけの軸を切り、かさは粗くみじん切りにして、ともに小鍋に入れ、しいたけの戻し汁カップ1をこしながら注ぐ。落としぶたをして中火にかけ、煮立ったらアクを取り、酒大さじ2を加えて10分間煮る。軸を除き、グラニュー糖、みりん大さじ3を加えて10分間煮たら、しょうゆ大さじ1+1/3を加えて10分間煮る。落としぶたを取り、汁が底に少し残るまで煮詰め、そのまま冷ます。
にんじんはゆでて水にとり、水けをきって小鍋にだしと入れ、中火にかける。煮立ったら酒大さじ1/2、みりん小さじ1、塩一つまみ、うす口しょうゆ少々を加え、5分間煮て火を止め、そのまま冷ます。
すし飯に3と4の汁けをきって加え、黒ごまと混ぜる。24等分して汁けをきった1に詰める。
このレシピをつくった人
久保 香菜子さん
母親譲りの料理好きが嵩じて、高校生の頃から京都の老舗料亭「たん熊北店」にて懐石料理を学ぶ。同志社大学英文学科卒業後、辻調理師専門学校に入学して、調理師免許、ふぐ調理免許を取得。その後、出版社で料理書の編集に携わり、独立。料理製作、スタイリング、レストランのメニュー開発・テーブルコーディネイト、編集など、食に関するジャンルを問わず活動中。
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