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きょうの料理レシピ

甘酢らっきょう

シンプルでつくりやすい、基本の甘酢漬け。下ゆですることで辛みが抜けて食べやすく仕上がります。日ごとに変わりゆく食感と風味を楽しんで。

甘酢らっきょう

写真: 原 ヒデトシ

調理時間 /30分

*らっきょうの粗熱を取る時間、甘酢を冷ます時間、漬ける時間は除く。

材料

(つくりやすい分量/倍量でつくる場合は、すべての材料を倍量にする。)

・らっきょう 500g
【万能甘酢】
・酢 カップ1+1/2
・砂糖 150g
・塩 大さじ1
・赤とうがらし (種を取る) 1本

下ごしらえ・準備

らっきょうの選び方

1 芽が出すぎたもの、しなびた細いもの、傷があるものは避けて。つやがあり、ふっくらと丸いものを選ぶ。

つくり方

下処理をする
1

ボウルにらっきょうを入れて水をはり、1コずつ丁寧に洗って泥を落とす。芽と根元をしっかり切り落とす。

2

再びボウルにらっきょうを入れて水をはり、軽くもむように洗って薄皮を取る。

3

鍋にたっぷりの湯を沸かし、らっきょうを10秒間ほどゆでてざるに上げる。

4

粗熱が取れたら、紙タオルでしっかりと水けを拭く。

漬ける
5

小鍋に【万能甘酢】の材料を入れて弱めの中火にかけ、木べらで混ぜる。砂糖と塩が溶けたら火を止め、完全に冷ます。

6

保存瓶に、らっきょう、赤とうがらしを入れて、5を注ぐ。ふたをして冷蔵庫に3〜4週間おく。

全体備考

●食べごろ
3~4週間後からが食べごろ。フレッシュ感を楽しむ場合は、1週間後から食べられる。

●保存
冷蔵庫で1年間。

【容器】
酸に強く、口が広いものがよい。ここでは容量1リットルのガラス製の保存瓶を使用。

【容器の消毒】
容器が耐熱性で鍋に入るサイズであれば、煮沸しておくと安心だが、酢をたくさん使う保存食や冷蔵庫で保存するものは、焼酎や食品用アルコールで消毒すれば十分。

◆アルコールで拭く方法
容器をきれいに洗って水けを拭き、食品用アルコール(または35度以上の焼酎)をしみ込ませた紙タオルで拭く。ふたやパッキンなども忘れずに!

◆煮沸の方法
1.大きめの鍋に布巾を敷いて耐熱の保存瓶を並べ入れ、かぶるくらいに水を注いで中火にかける。沸騰したら弱火にし、途中でふたを加えて5分間ほど煮沸する。
2.菜箸を瓶に差し込み、斜め下に向けて湯をきる。
*やけどをしないように作業用手袋をはめ、熱湯が手にかからないように注意!
3.清潔な布巾に伏せておき、自然に乾かす。水けが残っていたら紙タオルでしっかりと拭く。

◆このレシピをつかったおすすめの料理はこちら◆
らっきょう3色ちらし
豚肉のらっきょう焼き
らっきょうタルタルサラダ

きょうの料理レシピ
2020/06/03 手仕事12か月 初夏を楽しむ 梅・新しょうが・らっきょう

このレシピをつくった人

野本 やすゆき

野本 やすゆきさん

大学商学部卒業後、調理師学校に入学し調理師免許取得。
谷中で一番古い家業の寿司店で修業するかたわら、フードコーディネータースクールにに入校。卒業後、同校アシスタントスタッフを経て独立。
料理雑誌へのレシピ提供、テレビ番組や広告のフードコーディネート、料理講師、フードコーディネーター養成スクールの講師、松寿司三代目として寿司屋の経営など、食にかかわるジャンルで幅広く活躍。

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