里芋のポタージュ
里芋のねっとりしたおいしさが、じっくり炒めたねぎやたまねぎの甘みと合わさったスープです。
写真: 長嶺 輝明
*1人分
材料
(4人分)
- ・里芋 (大) 5~6コ(約500g)
- ・ねぎ (白い部分) 1/2本分
- ・たまねぎ 1/4コ
- ・チキンスープ カップ2
- *顆粒チキンスープの素小さじ1+1/2を湯カップ2で溶いてもよい。
- ・牛乳 カップ2
- ・生クリーム カップ1/4
- ・シブレット 少々
- *またはあさつき。
- ・サラダ油 大さじ1
- ・バター 大さじ1
- ・塩 小さじ1/2~2/3
つくり方
里芋はよく洗って皮つきのまま半分に切る。蒸気の上がった蒸し器に入れ、竹ぐしがスッと通るまで約20分間蒸す。粗熱が取れたら皮をむき、一口大に切る。
ねぎは縦半分に切ってから斜め薄切りにし、たまねぎは薄切りにする。鍋にサラダ油大さじ1を熱してねぎとたまねぎを入れ、焦げないようにしんなりするまで中火で炒める。
バター大さじ1、里芋を2の鍋に加えて炒め合わせる。チキンスープ、塩小さじ1/2~2/3を加え、強火で煮立たせる。アクをていねいに取り、中火にして、ふたを少しずらしてのせ、さらに15分間煮る。
火を止め、ハンドミキサーでなめらかなピュレ状にする。
ハンドミキサーがない場合はミキサーを使ってもよい。ただし、その場合は、粗熱を取ってからミキサーにかけること。
4の鍋に牛乳を加えてなめらかにのばし、生クリームも加える。弱火にかけて温め、塩で味を調える。器に盛り、小口切りにしたシブレットを散らす。好みでにんにく風味のクルトン少々を浮かべ、オリーブ油少々をたらす。
◆にんにく風味のクルトン◆
材料(つくりやすい分量)とつくり方
食パン(12枚切り)1枚のみみを除き、約1cm角に切る。フッ素樹脂加工のフライパンに入れ、中火でからいりする。薄く焼き色がついてカリッとしてきたら、オリーブ油大さじ1/2、にんにくのすりおろし・塩各少々を加え、軽く混ぜる。
このレシピをつくった人
枝元 なほみさん
劇団の役者兼料理主任から無国籍レストランのシェフとユニークな経歴の持ち主。「エダモン」の愛称で、テレビに雑誌に大活躍。食材を組み合わせて新しいおいしさを見つけるのが大好きと語る。現在「ビッグイシュー日本版」のcookingのページも連載中。
つくったコメント