close_ad
きょうの料理ビギナーズレシピ

三色ちらし

薄焼き卵を細切りにした錦糸卵をたっぷりと広げ、えびと菜の花をのせたら花畑のよう。菜の花は茎を刻んですし飯に混ぜて、春の香りを味わい尽くします。

三色ちらし

写真: 野口 健志

エネルギー /420 kcal

*1人分

調理時間 /40分

*ご飯を炊く時間、冷ます時間、薄焼き卵の粗熱を取る時間は除く。

材料

(3~4人分)

【すし飯】*約700gできる。
・米 360ml(2合)
【合わせ酢】
・酢 カップ1/4
・砂糖 大さじ3
・塩 小さじ1
・卵 4コ
・えび (無頭/殻付き) 6匹(100g)
・菜の花 1/2ワ(100g)
・白ごま 大さじ1
・砂糖
・塩
・油
・酒

つくり方

1

米は洗い、水けをきって炊飯器の内釜に入れる。水360mlを注ぎ、5~10分間おいて浸水させてから炊く。

2

ボウルに卵を溶きほぐし、砂糖小さじ2、塩少々を加えて混ぜ、ざるでこして卵白の塊などを取り除く(卵液)。

3

フライパンにペーパータオルで油を薄く塗って中火で熱する。弱火にして卵液1/4量を入れ、フライパンを傾けて全体に薄く広げる。縁のほうが乾いてきたら火を止め、菜箸を卵の下に入れ、持ち上げて返す。再び弱火にかけてサッと焼き、平らなざるに取り出す。残りも同様に焼く。粗熱が取れたら半分に切り、2枚ずつ重ねて巻く。端から細く切り(錦糸卵)、ほぐしておく。

4

えびは背ワタを除き、塩水(水カップ1に塩小さじ2/3)で洗って水けをきる。小さめのフライパンに入れ、塩少々、酒大さじ1、水大さじ1を加えてふたをし、中火にかける。蒸気が上がってから約2分間酒蒸しにし、火を止めてそのままおく。粗熱が取れたら、取り出して殻をむく。

5

菜の花は根元1cmを切り落とし、サッと洗って水けをきる。鍋に湯カップ5を沸かして塩小さじ1を入れ、菜の花を加えて中火で約1分30秒間ゆでる。冷水にとって冷まし、水けを絞る。長さを半分に切り、下のほうの茎は細かく切る。

6

大きめのボウルに炊き上がったご飯を入れ、よく混ぜた【合わせ酢】をしゃもじに伝わらせながら全体に回しかける。しゃもじで切るようにサックリと混ぜ、うちわであおいで、ほんのり温かいくらい(人肌)に冷ます。

7

6に細かく切った菜の花の茎、白ごまを加えてサックリと混ぜる。器に盛り、3の錦糸卵を広げ、えびと残りの菜の花をのせる。

全体備考

◆薄焼き卵を上手につくるコツ◆
卵はしっかりと溶き、ざるでこすこと(下にボウルを置き、目の細かいざるを通してこす)。卵白の塊などが取り除けて色が均一になる。フライパンに薄く広げたら弱火でサッと焼き、ざるに広げて冷ます。熱いうちに折ったり、巻いたりするとくっつくので、切るのは粗熱を取ってから。慌てず、丁寧につくればきれいに仕上がる。

きょうの料理ビギナーズレシピ
2025/03/17 春の華やか和食
(初回放送日:2020/03/02)

このレシピをつくった人

藤野 嘉子

藤野 嘉子さん

3人の子育て経験に基づいた、家庭でつくりやすく、素材の持ち味を生かした家庭料理を数多く紹介している。ジャンルを問わず、つくりやすいレシピに定評がある。

お米の量を2.5合に減らし、醤油も大さじ1にしました。しめじと牡蠣を軽く煮る時に生姜の千切りひとかけ分プラス。浅葱を加えるところはセリに変更しました。
牡蠣の大好きな家族にも美味しかったと褒められました。
2024-12-02 07:44:50
カキふっくらで美味しくできました。しめじは椎茸と舞茸にして、生姜の千切りも少し加えました。ごはんの味付けが絶品です。大きめのカキだったからか、カキは味付けが薄めに感じました。次回は煮汁の中で冷めるまでおいて、味を含ませてみようと思います。
2022-01-10 10:51:08
我が家はかきアレルギーの娘がいるので、娘が外食等で不在の時にかき料理を作ってます。昨夜は娘が外出。
正月早々フライを作るのも面倒なので、簡単そうなレシピを探し、レシピに忠実に作りました。
お焦げも出来て、美味しく頂きました。家族にも好評だったので、次回の娘不在時が待ち遠しいです。
2022-01-06 02:54:50
だしは、あごだしを使いました。青ネギをご飯にかけて食べると美味しかったです。
2020-01-28 01:18:55
薄口しょうゆと醤油をそれぞれ入れなきゃならないのに、薄口しょうゆ分しか投入していなかった為、仕上げに塩を振って誤魔化しました。
牡蠣200g・干し椎茸・しめじできのこ多めで作成。次回は気を付けます。
2019-02-23 06:19:19

もう一品検索してみませんか?

おすすめキーワード 常備菜 にんじん お鍋
PR

旬のキーワードランキング

2
3
5
8
10

他にお探しのレシピはありませんか?

FOLLOW US

NHK「きょうの料理」
放送&テキストのご紹介