たいのわかめ蒸し
あさりのうまみをベースにした洋風ソースで、わかめをたっぷりいただきます。
写真: 村林 千賀子
*1人分
*あさりを砂抜きする時間は除く。
材料
(2人分)
- ・わかめ (塩蔵/水で戻して) 130g
- *水で戻す前の目安量は40~60g。
- ・たい (切り身) 2切れ
- ・あさり (砂を吐かせる) 12コ
- ・ジャンボピーマン (赤/1cm角に切る) 1/4コ
- ・セルフィーユ (生) 少々
- ・塩
- ・こしょう
- ・オリーブ油 大さじ3
- ・水 大さじ3
つくり方
あさりは海水程度の塩水(約3%)をかぶるぐらい入れ、暗くて涼しい所に半日ほど置いて砂を吐かせる。
水で戻したわかめを1枚ずつ広げ、つながっているところを手でちぎる(1枚ずつ広げ、つながっている部分を切り離す。手でちぎると簡単)。重ねて食べやすい大きさに切る(重ねて端から包丁で切る)。あさりは殻をこすり合わせ、流水で洗う。ジャンボピーマンはヘタと種を除いて1cm角に切る。たいは両面に軽く塩、こしょうをふる。
あさりを鍋に入れ、ふたをして中火にかけ、口が開いたら殻と身を取り出す。残った汁を大さじ1の量になるまで煮詰める(あとでソースにするのでとっておく)。
フライパンにわかめを敷き、軽く塩、こしょうをふる。たいとジャンボピーマンをのせ、水大さじ3を加えてふたをし、強めの中火にかける。蒸気が出てきたら中火にして2分間加熱し、火を止めて3~4分間蒸らす。
3のあさりの汁を温め、オリーブ油を少しずつ加えながら泡立て器で混ぜ、こしょう少々を加える。
器に4とあさりを盛る。5のソースをかけ、セルフィーユをのせる。
【一年じゅう手に入って便利な塩蔵わかめ 基本の戻し方】
1. わかめ(塩蔵)は流水でサッと洗い、水を入れたボウルの中で軽くふり洗いする。ボウルに新たにたっぷりの水を入れてつける。
2. 5分間つけると、わかめの種類にもよるが、水を吸って2~3倍量になる。しっかり水けを絞って使う。
このレシピをつくった人
脇 雅世さん
約10年フランスに滞在し、パリの料理学校やレストランで料理を習得。帰国後はテレビや雑誌でフレンチのエスプリをベースにしたレシピを提案している。料理のジャンルは和洋中からお菓子まで。神楽坂で主宰する料理教室は35年以上続いている。2014年フランス政府より農事功労章を受勲。
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