きょうの料理レシピ
グリーンアスパラガスのゆで方
塩を2回に分けて使う、ていねいなゆで方です。色鮮やかでえぐみも出ず、本来の甘みを引き出せます。そのまま食べるのはもちろん、あえものや炒めものにも。
写真: 山本 明義
材料
(10~12本分)
- ・グリーンアスパラガス 10~12本
- ・塩 小さじ2
- ・水 カップ4
- ・湯 カップ4
つくり方
1
根元を、折れる部分でポキッと折る。折れた下側は堅くて筋っぽい。はかま(ガク)を包丁で取ると、口当たりがよくなる。
2
大きめのバットに水カップ4を入れて塩小さじ1を溶かし、1を15~20分間浸す。
! ポイント
先塩(さきじお)といい、ほどよく甘みを引き出し、色も鮮やかになる。アスパラガスのゆで時間は1~2分間。ゆでる前に塩水に浸し、さらに塩水でゆでて甘みを引き出し、色鮮やかに仕上げる。湯だけでゆでると色が悪くなる。
3
鍋かフライパンに湯カップ4を沸かし、水けをきったグリーンアスパラガスを根元のほうから入れる。すぐ塩小さじ1を入れ、強火で1~2分間ゆでる。
! ポイント
こちらは後塩(あとじお)。軽く塩けをつけることで甘みを引き出す。
4
すぐ氷水にとる。余熱で火が通りすぎず、色も鮮やかになる。冷めたら取り出して水けをふき取ると、水っぽくならない。
! ポイント
先塩の時間がない場合は、沸かした塩水(水カップ4に塩小さじ2)で1~2分間ゆで、氷水にとる。
◆グリーンアスパラガスをつかったレシピ◆
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アスパラガスの中国風クリーム煮
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きょうの料理レシピ
2007/04/04
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このレシピをつくった人
城戸崎 愛さん
(1925~2020)神戸市生まれ。長年「きょうの料理」に出演し、洋風料理をはじめとする家庭のおかずをわかりやすく紹介。「ラブおばさん」の愛称で親しまれている。テレビ、ラジオ、雑誌などで幅広く活躍。
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