きょうの料理レシピ
大根と豚肉の塩辛炒め
石川県出身の道場さんにとって、いかの塩辛はふるさとの味。発酵した魚介のうまみと塩けが、味わい深い調味料になります。酒の肴としてもおすすめです。
写真: 宮濱 祐美子
エネルギー
/110 kcal
*1人分
塩分/0.5 g
*1人分
調理時間
/15分
*豚肉の粗熱を取る時間は除く。
材料
(3~4人分)
- ・大根 1/8本(150g)
- ・豚バラ肉 (薄切り) 100g
- ・ねぎ 1/4本(25g)
- 【塩辛ソース】*つくりやすい分量
- ・いかの塩辛 60g
- ・みりん 小さじ1
- ・しょうゆ 小さじ1
- ・あさつき (小口切り) 適量
- *または細ねぎ。
- ・七味とうがらし 少々
- ・ごま油
つくり方
1
大根は3~5mm幅の細切りにする。ねぎは縦半分に切り、斜め薄切りにする。豚肉は熱湯にサッとくぐらせ(霜降り)、湯をきる。粗熱が取れたら細切りにする。
! ポイント
豚肉を霜降りにするのは扱いやすくするためなので、完全に火を通す必要はない。
2
【塩辛ソース】をつくる。塩辛は刻んで包丁でたたき、みりん、しょうゆを混ぜ合わせる。
! ポイント
ここでは塩辛を粗めに刻んだが、細かくしてたたくと全体によくなじむ。
3
フライパンにごま油少々を中火で熱して1を入れ、【塩辛ソース】大さじ1強(約25g)を加えて混ぜる。大根が透き通り、少し歯ごたえが残るくらいになるまで3~4分間炒める。
4
器に盛り、あさつきをのせて七味とうがらしをふる。
全体備考
●塩辛ソースの保存
余ったら清潔な保存容器に入れ、冷蔵庫で約3日間保存可能。さまざまな炒め物の味つけに使える。
きょうの料理レシピ
2023/12/15
92歳 ひらめきの家庭料理
このレシピをつくった人
道場 六三郎さん
東京・銀座の日本料理店主人。10代で料理人を志し、数々の名店で研さんを積んだのち独立。テレビ番組でも熟練の技とひらめきの料理を惜しみなく披露し、「和の鉄人」と称される。2020年には動画配信も開始し、人気を博している。
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