きょうの料理レシピ
2種類のひき肉でとる中国風のだし
鶏と豚の2種類のひき肉で、香り高い中国風のだしを。思いのほか簡単に、短時間で本格的なだしがとれます。
写真: 今清水 隆宏
エネルギー
/140 kcal
*全量
調理時間
/60分
材料
(だし2リットル分)
- ・鶏ひき肉 150g
- ・豚ひき肉 350g
- ・卵白 2コ分
- ・酒 大さじ3
- ・ねぎ (青い部分) 1本分
- ・しょうが (大) 1かけ
つくり方
1
大きめのボウルに鶏ひき肉と豚ひき肉を入れ、卵白、酒を加え、手でよく練り混ぜる。
2
水500mlを一気に加え、さらに手でよくかき混ぜる。
! ポイント
手を使うのがポイント。泡立て器の使用は不可(肉の脂が泡立て器に付いてしまうため)。
3
ボウルの中身を鍋に入れる。水2リットルをボウルに入れ、ボウルにこびりついた脂などを洗うようにして鍋に加える。
! ポイント
鍋は寸胴鍋のような、深さのある大きなものが望ましい。
4
約10cm長さに切ったねぎの青い部分と、5mm厚さに切ったしょうがを加え、強火にかける。全体が混ざり合うよう、約2分間、へらで絶えずかき混ぜる。
! ポイント
強火にかけることで、卵白が固まり、肉のアクを吸着しやすくなる。
5
2分間たったら、へらでかき混ぜるのをやめる。80℃くらいに温まったら(鍋の周りがフツフツしはじめた状態)、火を弱火にし、ふたをしないで約45分間コトコトと煮る。
6
約45分間煮ると、アクが塊となって鍋の上面に浮かび上がった状態になる。こうなったら火を止める。
7
ざるに紙タオルを敷き、玉じゃくしで鍋の中をすくい、そっとこす。澄んだ、コクのあるだしがとれる。
全体備考
【保存について】
だしをすぐに使わない場合は、冷凍庫で保存することができます。粗熱を取ったら、冷凍保存用のジッパー付き密封袋に入れて冷凍庫で保存します。使うときは、常温で解凍するか、またはそのまま中身を鍋にあけ、火にかけて煮溶かしてもよいでしょう。冷凍保存の期間は1か月間が目安です。
きょうの料理レシピ
2007/01/10
徹底マスター!汁物・スープ
このレシピをつくった人
五十嵐 美幸さん
野菜を多く使い、四季を感じる料理をモットーにしている。料理教室も主宰していて、家庭でつくりやすいレシピにも定評がある。
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