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きょうの料理レシピ

ひじきのいなり詰め

京の精進、添菜。大豆製品は精進料理では貴重なたんぱく質源。甘めに煮ているので、疲れた体を癒やしてくれます。

ひじきのいなり詰め

写真: 松島 均

材料

(4人分)

・木綿豆腐 120g
・大和芋 30g
・ひじき (戻す) 50g
・油揚げ (すし用) 4枚
・かんぴょう (戻す) 240cm
*15cm×16本
【煮汁】
・水 カップ2
・だし カップ1/2
*しいたけの煮物の下ゆで汁。なければ水でもよい
・うす口しょうゆ 大さじ2+1/2
・砂糖 大さじ3

つくり方

1

豆腐はふきんで包んで堅く絞り、すり鉢に入れてする。

2

大和芋は皮をむいてすりおろし、1に加えてすり合わせる。

3

ひじきは適当な長さに切り、2に加えて軽く混ぜる。

4

油揚げはすりこ木などをのせて2~3回転がすようにし、縦半分に切って中を開く。3を8等分にして中に詰め、かんぴょうで2か所を結びとめる。大和芋がふくらむので具は詰めすぎない。

5

鍋に煮汁の材料を入れて煮立たせ、4を並べ入れて弱火で20分間ほど煮る。火を止めて器に盛る。

きょうの料理レシピ
2004/11/02 京の精進 一汁一菜

このレシピをつくった人

西川 玄房

西川 玄房さん

京都の大本山妙心寺・東林院住職。竜安寺に弟子入りし、瑞竜寺にて修行。老師の隠侍(老師の世話をする役)として仕え、精進料理を覚える。1984年に東林院の住職となる。人々に禅寺を開放、宿坊として精進料理を供するほか、精進料理教室も主宰し、禅の教えを説く。また、1月「小豆粥で初春を祝う会」、6月「沙羅の花を愛でる会」、10月「梵燈のあかりに親しむ会」などの諸行事も開かれ、通称「沙羅双樹の寺」と云われる。

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