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きょうの料理レシピ

ベリーのマフィン

表面はカリッと、中はふわっふわの柔らかさ。たくさんのベリーを入れて、甘酸っぱく、大人のマフィン。

ベリーのマフィン

写真: 杉野 真理

材料

(直径5cm×高さ3cmのマフィン型6コ分 *今回は6コが連結しているタイプを使用。プリンカップや厚紙のマフィンケースを使ってもよい。)

・バター (食塩不使用) 50g
・グラニュー糖 70g
・塩 一つまみ
・卵 1コ
・薄力粉 100g
・ベーキングパウダー 小さじ1
・牛乳 60ml
・ブルーベリー 約18コ
・ラズベリー 約18コ

下ごしらえ・準備

1 バター、卵、牛乳は室温に戻す。

2 薄力粉とベーキングパウダーは合わせてふるう。

3 マフィン型に紙のケースを入れる。もしくは、柔らかくしたバター(食塩不使用。分量外)をはけで型にぬり、冷蔵庫で数分間冷やしてから薄力粉(分量外)をふり、余分な粉を落とす。

4 オーブンは170℃に温める。

つくり方

1

ボウルにバターを入れ、泡立て器でクリーム状に混ぜる。

! ポイント

●バターに空気を抱き込ませすぎない。
きめの細かい生地にするには、バターをよくかき混ぜ、空気を抱き込ませる必要があるが、やりすぎは禁物。空気が入りすぎると、生地が軽くなってしまい、焼いている間にベリーが下に沈み、底のほうの生地が生焼けになる原因になる。

2

グラニュー糖を加え、白っぽくなるまですり混ぜる。

3

塩を加えて混ぜたら、卵を割り入れて、よく混ぜる。

4

合わせてふるった粉類を少し加えて混ぜ、牛乳を少し加えて混ぜ、を繰り返し、全部入ったら、つやがでるまでよく混ぜる。

! ポイント

●粉はしっかり混ぜる。
ふわっと仕上げるには、粘り(グルテン)を出さないようにサックリと混ぜる、というのが基本ですが、生地がベリーを持ち上げ、グッとふくらむためにはある程度の粘りが必要。力を入れて、生地につやがでるまで混ぜる。

5

準備した型に、深さの半分まで4の生地を入れ、ブルーベリー3コもしくはラズベリー3コを入れる。残りの生地を型の八分目になるまで入れ、上にも同様にベリー類をのせる。

! ポイント

アメリカンチェリーも初夏のマフィンにはぴったり。マフィン1コにつき、2粒を用意し、軸と種を除いて果肉を4等分に切り、中に1粒分、上面に1粒分のせるとよい。

6

170℃のオーブンで25分間焼く。焼き上がったら、温かいうちに食べるとおいしい。

! ポイント

冷めたら、オーブンで軽く温めるとよい。1つずつラップで包み、2週間は冷凍保存もできる。食べるときは自然解凍してからオーブンで軽く温める。

全体備考

このマフィン生地は「基本の生地」。甘さ控えめのこのマフィン生地は、おやつにもごはん代わりにもなる味。この生地を基本にして、具材をナッツ、チョコチップ、煮りんご、ゆで栗、ゆでたコーン(汁けはきって加えます)などに変えればたくさんのバリエーションが楽しめる。

きょうの料理レシピ
2005/06/23 お菓子大好き

このレシピをつくった人

加藤 千恵

加藤 千恵さん

東京都内で洋菓子教室を主宰。国際線のフライトアテンダントを経て、フランス、ドイツで菓子づくりを学ぶ。わかりやすくていねいな指導と、洗練された美しいお菓子にファンが多い。

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