カレーうどん
なめらかでまろやかなカレースープは、うどんとの相性抜群!
写真: 原 ヒデトシ
*1人分
*1人分
*かえし、カレールーをつくる時間、だしをとる時間は除く。
材料
(2人分)
- ・カレールー 180g
- *下記参照。数時間ねかせたほうがよりおいしい。
- 【かけ汁】*330ml。
- ・だし カップ1+1/2
- *下記参照。
- ・かえし 大さじ2
- *下記参照。できれば3日~1週間ねかせたもの。
- ・牛乳 180ml
- ・冷凍うどん 2玉(360g)
- ・さやいんげん (ゆでたもの) 適量
- 【かえし】*つくりやすい分量。
- 【A】
- ・クリスタルシュガー 55g
- *クリスタル状に精製された砂糖。製菓材料店やインターネットで購入可能。グラニュー糖の場合は、5分間ほど煮てみりんのアルコール分をとばす。
- ・みりん 大さじ2+2/3
- ・しょうゆ カップ2
- 【カレールー】*つくりやすい分量。
- 【B】
- ・油 大さじ1
- *サラダ油4:ごま油1の割合で混ぜたもの。
- ・バター 8g
- ・豚こま切れ肉 50g
- 【C】
- ・たまねぎ (大/薄切り) 1コ分(350g)
- ・にんにく (すりおろす) 1かけ分(6~7g)
- ・りんご (皮付き/すりおろす) 1/4コ分(50g)
- ・カレー粉 大さじ1+1/3
- ・カレールー (市販/中辛または辛口) 90g
- ・酒 大さじ1
- *料理酒ではなく、清酒。
- 【だし】*つくりやすい分量。
- ・水 カップ5+1/2
- ・削り節 50g
- *本節30g、宗田節20gを混ぜたもの。
つくり方
鍋に【A】を入れ、弱火にかける。混ぜながらみりんのアルコール分をとばし、クリスタルシュガーを溶かす。
全体に粘度のある泡が立ちはじめたらしょうゆの半量を入れ、クリスタルシュガーを溶かすように底からゆっくり混ぜる。
クリスタルシュガーのザラザラ感がなくなり完全に溶けたら、残りのしょうゆを加える。弱めの中火にし、表面が白くなり、沸騰直前になったら火を止める。
ふた付きの容器に移し、粗熱が取れたら、ほこりなどが入らないように紙タオルで覆う。1日たったらふたをする。暗くて涼しい場所において3か月間保存可能。
鍋に【B】を入れ、その上に【C】を重ねる。カレー粉をふり入れ、中火にかける。
脂分の多いものから先に入れて焦げにくくする。
素材の水分が出てクツクツしてきたら、木べら2本でたまねぎをつぶし切るように炒める。完全に水分がとぶまで30~40分間炒める。途中、焦げそうになったら火を弱める。
たまねぎをつぶし切りながら炒めることで、うまみが増す。
鍋にカップ2+1/2の熱湯を加え、弱めの中火で40~50分間煮込む。途中焦げそうになったら火を弱め、側面をこそげ落とすようにして時々かき混ぜる。
中身が半分ほどになったら市販のカレールーを加えてよく混ぜ、7~8割溶けたら酒を加える。堅ければ大さじ1を目安に熱湯を加えて調整する。全体を混ぜ、鍋底に木べらで一文字が描けるようになったら火を止める。粗熱が取れたら保存容器に移し、完全に冷めたら冷蔵庫に入れる。2週間保存可能。
【だし】をとる。鍋に分量の水を入れて強火にかけ、沸騰したら火を止め、削り節を入れる。弱火で約1分間煮出し、火を止めて3分間おく。
ボウルにざるを重ねて紙タオルを敷き、9を注いでこす。別のボウルに分量の【だし】と【かえし】を合わせる。
【かえし】は容器の底に糖分が沈殿するので、かき混ぜてから使う。また、【だし】と【かえし】の温度を合わせるとなじみやすい。
鍋に8の【カレールー】と10の【かけ汁】カップ3/4を少量ずつ入れ、ルーを溶かすように混ぜ合わせる。弱めの中火にかけ、ルーが溶けたら、【かけ汁】カップ3/4を少量ずつ加え、約5分間煮る。
とろみが出てきたら牛乳の1/3量を加える。牛乳がなじみ、スープの温度が上がってきたらさらに牛乳1/3量を加えて混ぜ合わせる。とろみの加減をみて、堅ければ残りの【かけ汁】を少量ずつ加える。
別の鍋に湯を沸かし、冷凍うどんを入れて1分間ほど温める。丼にも熱湯を注ぎ、温めておく。
仕上げに、12に残りの牛乳1/3量を加え、なじませる程度に1分間煮て火を止める。13のうどんを湯きりして丼に入れ、カレースープをかけ、斜め切りにしたさやいんげんを添える。
このレシピをつくった人
戸川 貞一さん
芸能プロダクションを経営後、40代でうどん店を開業した異色の経歴をもつ。現在はカレーうどん専門店として、国内外に店舗を展開。
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