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きょうの料理レシピ

ほんのり甘納豆

しっとり柔らかな口当たりと、上品な味わいは絶品!ほんのりやさしい甘さなので、豆自体の風味がしっかりと堪能できます。仕上げのグラニュー糖は、お好みでどうぞ。

ほんのり甘納豆

写真: 櫻井 めぐみ

エネルギー /1530 kcal

*全量

塩分/0 g

 

調理時間 /150分

*豆を蒸らす時間、みつにつける時間、乾かす時間は除く。

材料

(でき上がり約480g)

・大納言小豆 (乾) 200g
【みつ】
・グラニュー糖 150g
・水 200ml
【A】
・グラニュー糖 100g
・水あめ 25g
・グラニュー糖 適宜

下ごしらえ・準備

つくる前にしておくこと

1 大納言小豆をバットなどにあけ、割れた豆や虫食いのある豆を取り除く。

つくり方

1

小豆をボウルに入れ、たっぷりの水を加える。かき混ぜながら洗い、ざるにあけて水けをきる。水500mlともに鍋に入れ、ふたをせずに強めの中火で沸騰させ、そのまま5分間ほどゆでる。さらに水400mlを加え、湯の温度を下げる。再び沸騰したら湯を半量ほど捨て、水400mlを加えて沸騰させる。

2

沸騰した状態を保ちながら10~15分間、豆がふくらんでしわがのびるまでゆでる。湯が十分に赤く濁ったら、豆をざるにあけ、湯を捨てる。

3

豆を流水でサッと洗って鍋に戻し、水500mlを加えて強めの中火にかける。沸騰したらごく弱火にし、ふたをせずに40~50分間、柔らかくなるまで、豆が動かないように煮立てず静かにゆでる。途中、アクが出たら取る。湯が少なくなったら、豆が水面から出ないように、ぬるま湯を適宜足す。

4

豆が指でつぶせるほど柔らかくなったら火を止め、ふたをしてそのまま30分間ほどおいて蒸らし、ざるにあけて湯をきる。

! ポイント

煮くずれしない程度に柔らかく煮るのがポイント。蒸らすことで、よりふっくらと仕上がる。

5

別の鍋に、【みつ】の材料を入れて中火にかけ、混ぜながらグラニュー糖を溶かす。沸騰したら、火を止める。

6

54の豆を静かに入れ、オーブン用の紙で落としぶたをする。常温で一晩(8時間以上)おき、【みつ】づけにする。

7

翌日、6の鍋を強めの中火にかけて沸騰させ、ボウルに重ねたざるにあけ、豆と【みつ】に分ける。

8

鍋に【みつ】を戻して【A】を加え、強めの中火にかける。耐熱のゴムべらで混ぜてグラニュー糖と水あめを溶かし、火から下ろす。

9

8に豆を加えてオーブン用の紙で落としぶたをし、さらに常温で一晩(8時間以上)おいて、再び、【みつ】づけにする。

10

翌日、9の鍋を強めの中火にかけて沸騰させ、ごく弱火にして20分間ほど煮る。

11

豆をざるにあけて汁けをきり、バットに重ねた平らなざるに広げるか、オーブン用の紙に重ならないように並べて4~5時間おき、冷ましながら乾かす。

12

豆が完全に冷めて乾いたら、好みでグラニュー糖をまぶす。

全体備考

【大納言小豆】
小豆のなかでも大粒でつやがあり、煮くずれしにくいので甘納豆向き。小豆は水で戻す手間がいらないので、洗うだけで、すぐに煮てよい。

【保存】
保存容器に入れて、冬は常温で、夏は冷蔵庫で約1週間保存可能。

◆ほかの豆を使ったつくり方はこちら◆
金時豆の甘納豆
てぼう豆の甘納豆

きょうの料理レシピ
2015/11/19 【ほめられスイーツ】ほんのり甘納豆

このレシピをつくった人

宇佐美 桂子

宇佐美 桂子さん

千葉県習志野市で和菓子教室を主宰し、暮らしのなかで身近に感じられる和菓子づくりを提案。

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