きょうの料理レシピ
きんぴらごぼう
家庭の味として愛され続けている、きんぴらごぼう。ごぼうはマッチ棒くらいの太さに切り、しっかりした食感を楽しみましょう。
写真: 鈴木 雅也
エネルギー
/110 kcal
*1人分
調理時間
/25分
材料
(2~3人分)
- ・ごぼう 200g
- ・にんじん 40g
- ・赤とうがらし (小) 2本
- ・ごぼうをつけた水 カップ2/3~1
- 【A】
- ・きび糖 (または砂糖) 大さじ1+1/3
- ・酒 大さじ1+1/3
- ・しょうゆ 大さじ2弱
- ・ごま油 大さじ1
つくり方
1
ごぼうは皮をたわしでこすって洗い、4~5cm長さに切る。縦に3~4mm幅の薄切りにし、3~4mm角の棒状に切る。
! ポイント
ある程度太さがあるほうが、歯ごたえがよい。
2
1のごぼうを切ったはしから水につけ、ざるに上げて水けをきる。つけた水はとっておく。
3
にんじんもごぼうと同様の太さに切る。赤とうがらしは、ぬるま湯につけて戻し、種を取って小口切りにする。
4
ごぼうとにんじんを鍋に入れ、ごま油大さじ1を全体にまぶす。
! ポイント
火にかける前に油をまぶすと、はねる心配がなく、油も少量ですむ。
5
鍋を強火にかけ、油がなじむまで混ぜながら炒める。ごぼうをつけた水をヒタヒタより少なめに加え、赤とうがらしも加え、落としぶたをして煮る。
6
煮立ったら【A】のきび糖と酒を加えて落としぶたをし、弱めの中火で3~4分間煮る。
! ポイント
先に甘みを加えることで、味がよくなじむ。
7
しょうゆを加えて混ぜ、落としぶたをする。ごぼうとにんじんが柔らかくなるまで、やや弱火で時々混ぜながら10分間ほど煮る。
8
最後に火を強め、落としぶたを取って煮汁がなくなるまで煮る。
全体備考
【ごぼうをつけた水で煮るとふっくら!】
だしの代わりにごぼうをつけた水で煮ると、ごぼうの香りが移り、風味もよくなります。
きょうの料理レシピ
2014/05/12
おふくろの味定番100
このレシピをつくった人
清水 信子さん
(1938~2021)東京生まれ。難しいと思われている日本料理を、時代の移り変わりとともに変わる素材や料理器具に合わせて、より簡単にわかりやすく、手早くつくれるように工夫して伝えた。懐石から惣菜まで、今の時代に合った調理法のおいしいレシピが好評。
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