きょうの料理レシピ
アルザス風ポトフ
肉と野菜のうまみが混然一体となった、やさしく深みのあるおいしさ。食材を入れて煮るだけの手軽さがうれしい一品です。
写真: 澤井 秀夫
エネルギー
/3240 kcal
*全量
調理時間
/90分
材料
(つくりやすい分量)
- ・牛すね肉 (塊) 400g
- ・豚肩ロース肉 (塊) 400g
- ・鶏もも肉 400g
- ・たまねぎ 1+1/2コ
- ・にんじん (皮をむく) 1+1/2本
- ・セロリ (筋を取る) 1本
- ・じゃがいも (皮をむく) 2コ
- ・タイム (生) 12本
- ・ジュニパーベリー 18~21粒
- *ねずの実。ヒノキ科の植物で、洋酒のジンの香りづけに使用。臭みのある肉料理によく合う。
- ・ローリエ 1+1/2枚
- ・白ワイン カップ1
- *リースリングワインが好ましい。
- ・パセリ (刻む) 適量
- ・粒マスタード 適量
- ・塩
- ・黒こしょう
- ・水 カップ3/4
つくり方
1
肉類は3~4等分の大きさに切り分け、全体量を3等分にする。
2
たまねぎは薄切り、にんじんとセロリは斜め薄切り、じゃがいもは約1cm厚さの輪切りにし、全体量を4等分にする。
3
厚手の鍋の底面が隠れるように野菜の1/4量を敷き、塩・黒こしょう各少々をふる。肉の1/3量を広げてのせ、塩・黒こしょう各少々、タイム3本、ジュニパーベリー6~7粒、ローリエ1/2枚をのせる。これを2回繰り返し、最後に野菜とタイムをのせる。
! ポイント
底面に敷いた野菜が焦げを防ぎ、3種類の肉が味に深みを出す。野菜と肉を交互に重ねることで、うまみがなじむ。
4
白ワインと水カップ3/4を入れ、ふたをする。
! ポイント
味と香りを閉じ込めるために、厚手の重いふたを使い、開けずに煮込む。蒸し煮感覚でうまみが閉じ込められ、味が凝縮する。
5
強火にかけ、沸いたら弱火にし、1時間煮込む。
6
器に盛ってパセリを散らし、粒マスタードを添える。
きょうの料理レシピ
2012/12/03
技あり!ほったらかしグルメ
このレシピをつくった人
大宮 勝雄さん
フランス、イギリス、ニュージーランドで研さんを積み、その経験を生かしたアイデア豊かな洋食が人気。東京・浅草の仲見世通りの近くに洋食レストランをオープンして40年になる。
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