ハムとひじきのソース焼きそば
和食でおなじみのひじきは、油や中華めんとの相性もバッチリです。中濃ソースでシンプルな味つけに。
写真: 原 ヒデトシ
*1人分
*ひじきを戻す時間は除く。
材料
(2人分)
- ・中華めん (蒸し) 2玉(300g)
- ・芽ひじき (乾) 8g
- ・ハム 2~3枚(40g)
- ・ジャンボピーマン 計1/2コ(80g)
- *好みの色。ここでは3種を使用。
- ・ねぎ 8cm
- ・サラダ油 大さじ1
- ・中濃ソース 大さじ4~5
つくり方
ひじきは水に15分間つけて戻し、水でサッと洗って水けをきる。ハムは半分に切ってから5mm幅に切る。ジャンボピーマンはヘタと種を除き、縦5~6mm幅に切る。ねぎは長さ半分に切り、縦に切り込みを入れて芯(しん)を除き、広げて縦5mm幅に切る。
ひじきはたっぷりの水につけて戻す。量は4倍ぐらいに増える。ねぎの芯は、薄切りにしてみそ汁などに利用するとよい。
中華めんはバットなどに入れ、手でほぐす。フライパンにサラダ油を熱し、1のひじきを入れて中火で約1分間炒める。ジャンボピーマン、ハム、ねぎを加えてサッと炒め、油が回ったら、中華めんを加え、強火で約2分間炒める。
ひじきは最初によく炒めて水けをとばしておくと、めんが水っぽくならず、香ばしく焼き上がる。
中濃ソースを加え、全体にからめながら香ばしく焼き上げる。
ソースを加えたとき、ジューッと音がするくらいの火加減でこんがり焼く。
【焼めんのおすすめ具材】
いろいろな食材が焼きめんの具材になりますが、手軽でおいしいものを紹介しましょう。常備しておけば、いつでも焼きめんを楽しめます。
◆残り野菜◆
ジャンボピーマン、なす、ズッキーニなどの夏野菜は火が通りやすくて焼きめん向き。にんじん、セロリ、ねぎなど、味のベースになる野菜もおすすめ。
◆乾物◆
ひじきや切り干し大根を焼きめんに加えると、独特の風味を与える。ほかの具材や調味料のうまみを吸ってめん
によくからめる役割も。
◆肉加工品◆
ハム、ソーセージ、ベーコンなどの肉加工品は、焼きめんのうまみの素。火が通りやすく、塩味もついているので味つけも簡単。
【焼きめんづくりの3つのポイント】
テクニックのいらない焼きめんですが、おいしさを左右するポイントがあります。それらは、簡単に手早くつくれるコツにも通じます。
1.具材はめんにからみやすいように切る
細切りや短冊切りなど、具材はめんにからみやすい大きさに切りそろえると、火も均一に通り、見た目もきれい。ただし、にんじんのように火の通りにくい具材は少し小さめに切ることも。
2.めんをほぐしておく
蒸しめんを使うときは、めんがくっついてほぐれにくい場合があるので、あらかじめよくほぐておく。調味料なども準備しておくと、慌てずに炒められる。
3.強火でこんがり焼く
焼きめんのおいしさは、香ばしさ。具材を炒めたら、火を強めてめんを加え、ジュージューと音を立てて焼き、おいしそうな焼き色をつける。
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