*1人分
*ひじきを戻す時間は除く。
1.ひじきは水に15分間つけて戻し、水でサッと洗って水けをきる。ハムは半分に切ってから5mm幅に切る。ジャンボピーマンはヘタと種を除き、縦5~6mm幅に切る。ねぎは長さ半分に切り、縦に切り込みを入れて芯(しん)を除き、広げて縦5mm幅に切る。
<★ポイント>ひじきはたっぷりの水につけて戻す。量は4倍ぐらいに増える。ねぎの芯は、薄切りにしてみそ汁などに利用するとよい。
2.中華めんはバットなどに入れ、手でほぐす。フライパンにサラダ油を熱し、1のひじきを入れて中火で約1分間炒める。ジャンボピーマン、ハム、ねぎを加えてサッと炒め、油が回ったら、中華めんを加え、強火で約2分間炒める。
<★ポイント>ひじきは最初によく炒めて水けをとばしておくと、めんが水っぽくならず、香ばしく焼き上がる。
3.中濃ソースを加え、全体にからめながら香ばしく焼き上げる。
<★ポイント>ソースを加えたとき、ジューッと音がするくらいの火加減でこんがり焼く。
【焼めんのおすすめ具材】
いろいろな食材が焼きめんの具材になりますが、手軽でおいしいものを紹介しましょう。常備しておけば、いつでも焼きめんを楽しめます。
◆残り野菜◆
ジャンボピーマン、なす、ズッキーニなどの夏野菜は火が通りやすくて焼きめん向き。にんじん、セロリ、ねぎなど、味のベースになる野菜もおすすめ。
◆乾物◆
ひじきや切り干し大根を焼きめんに加えると、独特の風味を与える。ほかの具材や調味料のうまみを吸ってめん
によくからめる役割も。
◆肉加工品◆
ハム、ソーセージ、ベーコンなどの肉加工品は、焼きめんのうまみの素。火が通りやすく、塩味もついているので味つけも簡単。
【焼きめんづくりの3つのポイント】
テクニックのいらない焼きめんですが、おいしさを左右するポイントがあります。それらは、簡単に手早くつくれるコツにも通じます。
1.具材はめんにからみやすいように切る
細切りや短冊切りなど、具材はめんにからみやすい大きさに切りそろえると、火も均一に通り、見た目もきれい。ただし、にんじんのように火の通りにくい具材は少し小さめに切ることも。
2.めんをほぐしておく
蒸しめんを使うときは、めんがくっついてほぐれにくい場合があるので、あらかじめよくほぐておく。調味料なども準備しておくと、慌てずに炒められる。
3.強火でこんがり焼く
焼きめんのおいしさは、香ばしさ。具材を炒めたら、火を強めてめんを加え、ジュージューと音を立てて焼き、おいしそうな焼き色をつける。