きょうの料理レシピ
鶏つくねの温(ぬく)み綿椀(わん)
ぬくみ綿とは「布団」のことで、つくねに餅の布団をかぶせたような上品な椀です。餅に箸を入れたときの意外性も魅力。
写真: 原 ヒデトシ
エネルギー
/180 kcal
*1人分
調理時間
/30分
材料
(2人分)
- ・切り餅 1コ
- 【つくね】
- ・鶏ひき肉 100g
- ・いちょう芋 (すりおろす) 大さじ1
- ・水 大さじ1
- ・砂糖 大さじ1
- ・塩 小さじ1/4
- ・うす口しょうゆ 少々
- ・粉ざんしょう 少々
- ・昆布 (15cm四方) 1枚
- *だしをとったあとのものでよい。
- ・にんじん 少々
- ・ゆずの皮 少々
- ・みつば (茎のみ) 2本分
- ・生しいたけ (小/軸を除く) 2枚
- 【A】
- ・だし カップ2
- ・塩 小さじ1/3
- ・うす口しょうゆ 小さじ1/3
- ・しょうが汁 少々
- ・塩
つくり方
1
【つくね】をつくる。鶏ひき肉をボウルに入れて練り、残りの材料を加えてよく練り混ぜる。鍋に昆布と水カップ4、塩小さじ1を入れて煮立て、つくねを2等分に丸めて入れ、浮いてくるまでゆでて汁けをきる。
! ポイント
つくねは下ゆですることで、ふっくらと仕上がり、形くずれしない。
2
餅は包丁で指を切らないように注意して、厚みを半分に切る。にんじん、ゆずの皮は10cm長さ、5mm幅の細切りをそれぞれ2本用意し、にんじんはゆでる。みつばもサッとゆで、10cm長さに切る。
3
耐熱性の皿に1を置き、2の餅をのせる。蒸気の上がった蒸し器に入れ3分間ほど蒸す。
! ポイント
つくねに餅をのせて蒸すことで、餅がつくね全体を包むように広がる。
4
【A】を鍋に入れて温め、しいたけをサッとゆでて取り出す。
5
椀に3を入れ、中央ににんじん、みつば、ゆずの皮をのせる。しいたけを添え、4の汁を注いでしょうが汁を入れる。
きょうの料理レシピ
2012/01/04
【おかず青年隊】おもちアラカルト
このレシピをつくった人
柳原 尚之さん
江戸懐石近茶流嗣家(しか)。祖父・敏雄、父・一成より和の基本を伝授される。現在、英語で和食を教えるなど、日本料理をグローバルに広げる活動も積極的に行う。1979年生まれ。趣味は茶道とクレー射撃。NHKの時代ドラマ「みをつくし料理帖」の料理監修や大河ドラマ「龍馬伝」の料理所作指導、料理考証も担当。
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