初夏の手仕事!梅干しを漬けてみよう
昔ながらの方法で漬ける梅干し
●準備する道具はこちら
・ふたつき、取っ手つきのホウロウ容器
・押しぶた(木製 1枚、耐熱ガラス皿 2枚)
・おもし
●梅は完熟のものを使いましょう
黄色く色づき、香りがたってきたら完熟した合図。
もし、熟していない場合は、ダンボール箱などに1~2日間入れておいて、追熟させてください。ただし、熟しすぎていると、漬けるときに容器ごと揺すって梅をあおった際につぶれてしまうので要注意!
熟し加減に差がある場合は、完熟した実だけを冷蔵庫に入れて、他の実が熟すのを待ちましょう。
傷のあるものは、除いてください。
●塩は粗塩を選んで
粗塩は、海水を濃縮してから煮溶かし、再結晶をさせたもの。
風味がよく、また、結晶の密度が粗くて溶けやすいために梅酢の上がりも早くなるので、梅干しに適しています。
さっそく漬けてみよう!
梅干し(2)赤じそ漬け(本漬け)
杵島 直美 梅干し(1)塩漬け(下漬け)、赤じそ、粗塩、白梅酢
6月下旬~7月上旬になったら梅をきれいな赤色に染め、防腐効果をもたらす赤じそを漬けます。手間のかかる作業ですが、その分、梅干が美しく仕上がったときの喜びはひとしおです。
2007/06/11 きょうの料理レシピ
梅干し(3)土用干し
杵島 直美 梅干し(2)赤じそ漬け(本漬け)
梅雨明け後、晴れた日が3日続く夏の日ざしになったら、いよいよ土用干し。日のよく当たる風通しのよい場所で、しっかりと乾燥させましょう。
2007/06/11 きょうの料理レシピ
ポリ袋で漬ける梅干し
おもし、押しぶた、大きなホウロウの容器がいらない作り方です。
梅干し-簡単袋漬け-1塩漬け
荻野 恭子 完熟梅、粗塩、きび糖
粗塩ときび糖を混ぜたポリ袋に梅を加えて塩漬けにします。しっかり空気を抜いて結び、袋を二重にして保存しましょう。
2011/06/08 きょうの料理レシピ
梅干し-簡単袋漬け-2赤じそ漬け
荻野 恭子 梅、赤じそ、粗塩
赤じそは塩でよくもんで洗ってアクをぬきます。土用干しまで保存する間、必ず梅を梅酢に浸した状態にしてください。
2011/06/08 きょうの料理レシピ
梅干し-簡単袋漬け-3土用干し
荻野 恭子 梅干し-赤じそ漬け
最終段階の土用干し。気候や環境にもよりますが、1日や2日間で十分に乾けば、その時点で干し上がりにしてOKです。
2011/06/08 きょうの料理レシピ