
きょうの料理レシピ
米粉のバナナケーキ
米粉とバナナに甘みがあるので、砂糖は控えめ。生地に軽さを出すために、おからを加えます。

写真: 木村 拓(東京料理写真)
エネルギー
/2500 kcal
*全量。
調理時間
/90分
*焼き上がったケーキをおく時間は除く。
材料
(18cm×10cm×8cmのパウンド型1台分)
- ・製菓用米粉 160g
- *または上新粉
- ・ベーキングパウダー 5g
- ・卵 2コ
- ・バナナ (完熟のもの) 100g
- *正味
- ・おから 100g
- ・きび砂糖 90g
- ・サラダ油 50g
- *あれば米油
- ・生クリーム 50g
- ・シナモン (粉末) 少々
- ・バニラオイル 少々
- *なければバニラエッセンス
- ・レーズン 40g
- ・くるみ 40g
- ・メープルシロップ 約80g
下ごしらえ・準備
1 卵は室温に戻しておく。
米粉とベーキングパウダーは合わせてふるっておく。
オーブンを190~200℃に温めておく。
型の準備をする
2 今回は18cm×10cm×8cmのパウンド型を使用。内側全面に、はけで薄くサラダ油(分量外)をぬる。型の短い辺に合わせてオーブン用の紙を長方形に切り、型に敷き、密着させる。
おからをいる
3 市販のおからをいって使う。おからをフライパンに入れ、弱めの中火でいる。細かく、サラサラの粉状になったらOK。
バナナをつぶす
4 ヘタが乾燥して、黒い斑点が出るくらいまで熟したものが、甘みも香りもあってベスト。バナナをボウルに入れ、フォークで粗くつぶす。さらにハンドミキサーで混ぜ、ピュレ状にする。
! ポイント
バナナが堅くてつぶしにくいときは、皮をむいて耐熱容器に入れ、ラップをかけて電子レンジ(600W)に20秒間ほどかける。
つくり方
1
ボウルに卵を割り入れ、ハンドミキサーでざっと混ぜ合わせる。きび砂糖を加え、泡立てる。
2
きび砂糖が溶けて、全体が白っぽく、もったりしてきたら、サラダ油を少しずつ加えながら、均等に混ぜ合わせる。
3
サラダ油が完全に混ざったら、生クリームを少しずつ加え、混ぜ合わせる。
4
いったおからを加えて、ざっと混ぜ合わせる。
5
ピュレ状にしたバナナを加えて、全体を混ぜ合わせる。シナモンとバニラオイルを加えて、ざっと混ぜ合わせる。
6
ふるった粉類を一度に加えたら、泡立て器に持ちかえて、ボウルの中央を中心に、グルグルと混ぜ合わせていく。
7
中央部分がほぼ混ざったら、ゴムべらに持ちかえて、ボウルを回して周辺の粉を落とし入れながら、粉っぽさがなくなるまで混ぜ合わせる。
8
レーズンを加えて、ざっと混ぜ合わせる。
9
準備した型に8を流し入れ、中央にくるみを並べる。170~180℃のオーブンで、約1時間焼く。生地の割れ目に焼き色がついたら、それが焼き上がりの目安。
10
竹ぐしをケーキの中心まで刺して、ベタベタとした生地がついてこなければOK。
11
型から出さずに、メープルシロップを上面にはけでたっぷりとぬる。再び170℃のオーブンで3分間ほど焼いて、表面を乾かす。
12
オーブンから出したら、型ごと5分間ほどおき、生地を落ち着かせる(焼きたては生地がもろく、くずれやすいので、必ずおくこと)。側面に沿って包丁を入れ、型から取り出す。
全体備考
【米油】
米を原料にした油。米粉と相性がよいので、もし手に入れば使ってみて。
きょうの料理レシピ
2009/06/23
楽しい!手づくりスイーツ
このレシピをつくった人

伊藤 栄里子さん
フランス・パリで製菓を学び、神奈川県鎌倉市内で洋菓子教室を主宰しながら、テレビや雑誌でも活躍。洗練された味とわかりやすい理論で人気。
昨日作って好評だったので、今日も作りました。
完熟バナナがなくて、電子レンジで600w2分+2分、フォークでつぶしました。焼き上がりの生地を見ると、バナナの存在感があります。バナナはしっかりピューレ状にしたほうがよさそうです。ブラウニー?と思うほどしっかり焼き色がつきますが、外側のよく焼けた食感と内側のしっとり感が美味しいです。
完熟バナナがなくて、電子レンジで600w2分+2分、フォークでつぶしました。焼き上がりの生地を見ると、バナナの存在感があります。バナナはしっかりピューレ状にしたほうがよさそうです。ブラウニー?と思うほどしっかり焼き色がつきますが、外側のよく焼けた食感と内側のしっとり感が美味しいです。
2024-06-26 11:35:54
バナナや米粉が余っていたので、久しぶりに作りました。クルミは省略、レーズンは入れ忘れてしまいましたが、なくてもいいかもしれません。とにかく美味しいです。米粉やおからを使っているせいか、しっかりとしているのに食べた後 胃にもたれない気がします。オーブンで1時間焼いて、しっかりとした焼き色がつきますが、それが美味しい!仕上げのメープルシロップは60gにしました。
2024-06-25 09:53:17

2021年に作る場合、水分と油分を増やし、糖分は減らすと良いようです。レシピ当時より米粉やおからのきめが細かくなり、水分油分を良く吸収します。「パンでも作るのか!」と言う硬さになってしまいます。
粉類を混ぜるまでに卵の空気はすっかり抜けてしまうので、最初の泡立ては不要です。省力化!
粉類を混ぜるまでに卵の空気はすっかり抜けてしまうので、最初の泡立ては不要です。省力化!
2021-05-15 11:11:11
レーズンなし、上白糖50gで作りましたが、甘さは十分でした。18×18cmの型で、時間は30分ほど、厚み3cmくらいに焼き上がりました。
バター以外の油脂のバナナケーキは、いつもなんだか物足りなかったのですが、こちらは納得のいく仕上がりでした。
しっかり冷やすとみっしり詰まった食べ応えがあり、温めるとふわふわ感が楽しめます。
バター以外の油脂のバナナケーキは、いつもなんだか物足りなかったのですが、こちらは納得のいく仕上がりでした。
しっかり冷やすとみっしり詰まった食べ応えがあり、温めるとふわふわ感が楽しめます。
2020-06-06 01:33:02

米粉の特性なのか、おからの所為なのか、生地を作る段階で水っ気、油っ気をパンッパンに吸い込み、ゴムべらや泡立て器では歯が立たず、木べらで混ぜて、型にドスン。ドスン。と落とすカンジに。ホントニダイジョウブナンカイナ…と恐々とオーブンを眺めていたけれど、出来上がりはちゃーんとしっとり。…がんづきみたいな仕上がりになりましたが、美味しくできました。
2011-01-25 09:54:54
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