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健康キッチン

きょうの料理レシピ

ビーフシチュー

レストランで食べるような本格ビーフシチューを、ぜひご家庭で。グンとおいしくなるプロのワザが満載です。

ビーフシチュー

写真: 大山 克巳

エネルギー/828.1 kcal

*1人分

食塩相当量3.9 g

*1人分

調理時間/210分
美肌レシピ
おすすめ度 3
ビタミンCを含む食材
じゃがいも,トマトピュレ,たまねぎ
3
ビタミンAを含む食材
にんじん,ドミグラスソース
3
ビタミンEを含む食材
トマトピュレ,牛肩ロース肉,ドミグラスソース
3
ビタミンB2を含む食材
牛肩ロース肉,トマトピュレ,ドミグラスソース
3
良質のたんぱく質を含む食材
牛肩ロース肉
3
骨強化レシピ
おすすめ度 1.5
カルシウムを含む食材
0
ビタミンDを含む食材
0
ビタミンKを含む食材
牛肩ロース肉,トマトピュレ,ドミグラスソース
3
良質のたんぱく質を含む食材
牛肩ロース肉
3
快腸レシピ
おすすめ度 1.5
食物繊維を含む食材
じゃがいも,トマトピュレ,ドミグラスソース
3
乳酸菌または麹を含む食材
0

材料

(4人分)

・牛肩ロース肉 (シチュー用) 約720g
*牛バラ肉や牛もも肉などの煮込み用のものでもよい。カットされたものがなければ塊肉を切って使う。(5~6cm角〈約60g〉×12コ)
・たまねぎ (みじん切り) 1コ分(200g)
・にんじん (みじん切り) 80g
・赤ワイン カップ2
・赤ワインビネガー 大さじ1
【A】
・チキンスープ 1リットル
*固形チキンスープの素(洋風)を表示どおりに湯で溶いたもの。
・ドミグラスソース (缶詰) カップ2
・トマトピュレ カップ1+1/4
・ローリエ 1枚
【具の野菜】
・マッシュルーム 4コ
・じゃがいも 1コ
・かぶ 1コ
・にんじん 1/2本
・クレソン 適量
・サラダ油
・バター
・塩
・こしょう
・小麦粉

つくり方

1

鍋にサラダ油大さじ1とバター20gを溶かして、みじん切りにしたたまねぎとにんじんを入れて、中火で透き通るまでゆっくり炒める。

2

牛肉に塩、こしょうをややしっかりめにふり、小麦粉適量をまぶしてから、余分な粉を落とす。

! ポイント

小麦粉を全面にまぶしつけたら、ざるに入れて、軽く揺すって余分な粉を落とす。薄くまんべんなくまぶすのがポイント。

3

フライパンにサラダ油大さじ1/2を熱し、2を入れてこんがりと焼き色をつける。焼けたら、1の鍋に移す。

! ポイント

表面のみをこんがり焼いて肉汁を閉じ込める。焦がすと堅くなるので注意。脂身は押しつけるようにして少し長めに焼いて、余分な脂を出す。

4

3のフライパンに残った脂のみを除く。赤ワインと赤ワインビネガーを入れ、しばらく煮立ててアルコール分をとばしたら、鍋に加える。

! ポイント

フライパンにこびりついた肉のうまみや焼き汁は残し、フライパンを傾けて流れた余分な脂のみを、紙タオルに吸わせて除く。肉を焼いたフライパンに赤ワインと赤ワインビネガーを加えて煮きり、肉のうまみごと鍋に加える。

5

【A】のドミグラスソースとトマトピュレをボウルに混ぜ、チキンスープを注いで混ぜ合わせ、4に加える。強火にして一度煮立てて、アクを取り除く。ローリエを加え、ふたをして弱火で2時間30分~3時間煮込む。途中でアクや鍋の周囲についた脂を取り除く。  

! ポイント

強火で煮立て、いったんアクを出しきってから、きれいにすくい取る。鍋肌にこびりついてくるものはアクや肉の脂が混ざったもの。ていねいに取り除くことが大切。

6

【具の野菜】を切る。マッシュルームは石づきを除いて四つ割りにする。じゃがいもは皮をむき、乱切りにする。かぶも皮をむき、茎を少し残して六つ割りにする。にんじんも皮をむき、乱切りにする。マッシュルーム以外の野菜は面取りをする。

7

肉が柔らかくなったら、肉を別の鍋に取り出し、ソースの味と濃度を確認する。ソースがゆるければ、軽く煮詰める。

8

ソースにとろみがついてきたら、ざるでこして肉の鍋に移す。中火にかけ、味をみて、塩・こしょう各少々で調える。

! ポイント

ざるに残ったにんじんやたまねぎもていねいにこす。これがスープのとろみになる。

9

別の鍋に湯を沸かし、塩少々を加え、6をそれぞれ時間差で加えて、柔らかくゆでる。

! ポイント

じゃがいもやにんじんなどの堅いものからゆで、かぶ、マッシュルームも加えて、すべて竹ぐしが通るくらいにゆでる。

10

8に湯をきった9を加え、バター5gを加える。皿に盛り、クレソンを飾る。

全体備考

別ゆでした野菜は、ソースにからめずに、添えても彩りがよく、おしゃれな雰囲気に。季節によって野菜はかえても。

きょうの料理レシピ
2009/02/05 ゆっくりがおいしい!

このレシピをつくった人

上柿元 勝

上柿元 勝 さん

1974年にフランスに渡り、各地の有名レストランで修業。帰国後は神戸や長崎のホテルの総料理長を歴任。現在は若い料理人への技術継承や、全国の食材の魅力を伝える活動に力を注いでいる。

見本よりもかなり汁ダクに出来上がります。
レシピではドミグラスソース量がカップ2で400ccなのですが、ハインツの缶は290gしかないので、4分の3の量で作ると余らなくていいと思います。
トマトピュレのせいか酸味が強いので、赤ワインビネガーを省略して、赤ワインも酸味のないタイプにすると食べやすいと思います。
かぶを茹ですぎてしまったのですが、30秒くらいでいい気もします。
2024-01-22 07:27:30
赤ワインのコクがあって酸味が爽やかでとても美味しくできました。
赤ワインビネガーがなく、リンゴ酢で代用しましたが、身近な材料で本格的なお味になり嬉しいです。
2022-09-19 10:45:01
2度目の投稿です。
他の方の投稿を参考に、裏漉しの代わりにブレンダーで
野菜を潰したところ、大正解!スープが乳化し、シルキー&スムーズになり、家族にも大好評!!
スープは半分、トマトピューレの代わりにトマト缶を使用。
また作ります。
2022-01-28 07:15:42
スネ肉で作りました。8の裏漉しはみそ漉し器使うと楽でした!市販のルーのような脂っぽさがないのにお味は濃厚で手間かけた甲斐がありました!
2021-11-12 09:45:08
レストランの味です。とても美味しかったです!
じゃがいも、にんじん、マッシュルーム、玉ねぎ、別ゆでしたブロッコリー、野菜をたくさん入れました。レシピどおりだと大鍋にたくさんのソースができます。
濾すところは、ハンドブレンダーでガーッと手を抜きましたが、私的には充分合格点の仕上がりです。
ソースのみ一部冷凍しました。次回の活用も楽しみです。
2021-01-14 10:20:44
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