きょうの料理レシピ
揚げだし大根
三好さんが典座(てんぞ)をしていた禅寺の修行僧にいつもいちばん人気だった揚げだし大根。カリッと揚げた大根の甘さには、誰もがあっと驚きます。
写真: 内藤 貞保
エネルギー
/60 kcal
*1人分
塩分/0.4 g
*1人分
調理時間
/20分
材料
(4人分)
- ・大根 15cm(600g)
- 【つゆ】
- ・めんつゆ (3倍濃縮) 適量
- *好みでしょうゆでもよい。
- ・昆布だし 少々
- *水カップ1に昆布5gを浸して一晩おき、昆布を除いたもの。
- ・七味とうがらし 適宜
- ・揚げ油
つくり方
1
大根はピーラーで皮を薄くむき、5cm長さに3等分に切る。2切れは四つ割りにして真ん中の角を切り落とし、水けをよく拭く。もう1切れはすりおろして汁けをきり、混ぜ合わせた【つゆ】に軽く浸す。
! ポイント
大根は角を切り落とすと中まで火が通りやすくなる。切り落とした角も一緒に揚げる。
2
揚げ油を中火で170~180℃に熱し、1の四つ割りにした大根を適量ずつ入れて揚げる。泡が小さくなり、大根に竹串がスッと通ったら、取り出して油をきる。
3
大きければ食べやすく切り、器に盛る。1の大根おろしをのせ、好みで七味とうがらしをふる。
◆大根の皮はこちらのレシピに使う◆
大根の皮のパリパリ漬け
きょうの料理レシピ
2024/01/22
はじめての手仕事
このレシピをつくった人
三好 良久さん
2004年から2020年まで、福井県の曹洞宗大本山永平(えいへい)寺で典座職を務めた。食材を大切に、食べる相手に心を寄せ、自分自身もまたおいしいと感じるようにつくる、精進料理の心を伝える。
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