第54回 「京」名料理人・髙橋 拓児さんに学ぶ日本料理教室 本みりん&料理清酒 匠の技 PR
「木乃婦」主人
髙橋 拓児さん (たかはし・たくじ)
東京で修業後、生家の厨房に立つ。ソムリエの資格をもち、豊かな発想で従来の概念にとらわれない独自の京料理を展開。NPO法人日本料理アカデミーでも活躍。
和食の文化と魅力を伝えるため、宝酒造株式会社と、NHK出版「きょうの料理」テキストが共同企画した大人気の日本料理教室。今回は、京都の有名料亭「木乃婦」の髙橋拓児さんに、本みりんと料理清酒の使い方のコツを教えていただきました。
主催/宝酒造株式会社、NHK出版 後援/NPO法人日本料理アカデミー 協力/NHKエデュケーショナル
撮影/鈴木雅也 取材・文/小笠原章子 デザイン/成田由弥
本みりんと料理清酒の効果で
納得のおいしさに
「本みりんと料理清酒の使い方を一緒にマスターしましょう」という「きょうの料理」編集長の声掛けから始まった料理教室。続いて講師の髙橋さんが登場。「最近は便利な合わせ調味料もありますが、本みりんや料理清酒のようなお酒の効果が生かせる調味料を使うと、最終的に『ええ味やな』と納得できる味がつくれます」。
本みりんの役割は、料理にまろやかな甘みや複雑なコクをもたらすこと。さらに、塩やみそ、酢などの「カド」を取り、味のバランスを調えてくれます。一方の料理清酒には、料理の香りを高めたり、味をしみ込みやすくしたり、食材をふっくら仕上げる効果があり、見えないところでおいしさを支えてくれます。「日本料理は余白が大事。最初から味を決めすぎず、最後に微調整をして繊細な味わいに仕立てます。そのためには、米麹の豊かなうまみが広がる『本みりん』や塩分を添加していない『料理清酒』を使うといいですね」。
煮物の基本は同割。
ここから加減して家庭の味に
今回、「なるほど!」という声が多く上がったのが、調味料の割合について。「煮物の調味料は同割が基本。今回の『鴨きのこ鍋』の煮汁も『れんこんのかにあんかけご飯』のあんも、本みりん、料理清酒、うす口しょうゆが『1:1:1』。この割合でつくるとええ塩梅に味が決まります。ここから甘さや塩分を好みで加減してそれぞれの家庭の味にしてください」。髙橋さんの明快な料理の解説を聞いたあと、実際に3品の料理をつくった参加者からは、「料理は自己流でしたが同割から始めてみます!」という声も聞かれ、本みりんと料理清酒について理解が深まる、充実の一日となったようです。
タカラ本みりん「醇良」
1ℓ
9種類以上の糖や18種類以上のアミノ酸が豊富に含まれ、名料理人が認めたコクとうまみでいつもの料理がランクアップする本みりん。
タカラ本みりん「贅沢米麹」
〈国産米100%〉
500㎖らくらく調節ボトル
お米の甘みを引き出す黄麹と、うまみを豊富につくる白麹の2種類を使用することで、うまみ成分が約20%アップ(宝酒造本みりん比)した、贅沢づくりの本みりん。
タカラ「料理のための清酒」
〈米麹たっぷり2倍〉
500㎖らくらく調節ボトル
お米のうまみを引き出す黄麹と、有機酸を豊富に生み出す白麹を使用した米麹2倍(宝酒造清酒比)の双麹仕込により料理にコク・うまみを与え、生臭みを消す効果を高めた料理清酒。
タカラ「料理のための清酒」
〈糖質ゼロ〉
500㎖らくらく調節ボトル
タカラ独自の「うまみアップ酵母」を使用し、素材の生臭みを消してコクとうまみを与える効果に優れた食塩ゼロ、糖質ゼロの料理清酒。
■ お問い合わせ/宝ホールディングス株式会社
お酒は20歳を過ぎてから。つかったあとはリサイクル。
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