きょうの料理ビギナーズレシピ
骨付き鶏のポトフ
骨付きの鶏肉と野菜をコトコト煮るだけ。鶏肉のうまみと野菜の風味が重なり合って、味わい深い洋風煮物になります。心がホッとする、やさしい味のごちそうです。
写真: 野口 健志
エネルギー
/520 kcal
*1人分
調理時間
/35分
材料
(2人分)
- ・鶏もも肉 (骨付き) 2本(約600g)
- ・にんじん (大) 1/3本(80g)
- ・セロリ (大) 1/2本(60g)
- ・パプリカ (赤) 1/2コ(80g)
- ・キャベツ (小) 1/4コ(250g)
- 【A】
- ・塩 小さじ1
- ・黒こしょう (粒) 小さじ1/2
- ・ローリエ 1枚
- ・粒マスタード 適量
つくり方
鶏肉の下ごしらえをする
1
鶏肉はペーパータオルで水けを拭いて余分な脂肪を除き、関節のところで半分に切る(全体備考参照)。鍋に湯を沸かし、鶏肉をざるに入れて湯に沈め、サッと返して引き上げる(霜ふり)。水にとって洗い、水けをきる。
! ポイント
鶏肉の表面だけをサッとゆでると、骨から出た血が固まって取り除きやすくなり、煮たときにアクが出にくくなる。
煮る
2
鍋をきれいにし、1の鶏肉、水カップ4、【A】を入れる。中火にかけ、煮立ったら弱めの中火にし、アクが出たら除く。ふたをして約10分間煮る。
仕上げる
3
にんじんは縦四つ割りにする。セロリは筋を除いて長さを半分に切り、1切れを斜め半分に切る。パプリカはヘタと種を除いて縦4等分に切る。キャベツは芯を少し残して縦半分のくし形に切る。2に加え、ふたをしてさらに約20分間煮る。器に盛り、粒マスタードを添える。
全体備考
◆「鶏の骨付きもも肉」を切るときは関節で◆
鶏の骨付きもも肉を煮込むときは、半分に切ると鍋に入れやすく、火も早く通る。切るときは、骨ではなく、関節のところで。骨を動かして曲がるところが関節。骨を曲げて指でくぼみを見つけ、そこから半分に切る。くぼみのところに包丁を当てると、力を入れなくてもスーッと切れる。
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