えびと野菜の天ぷら
えびも野菜も、打ち粉をふったら、すぐに衣をつけて揚げて。きちんと準備をして、段取りよく進めます。
写真: 鍋島 徳恭
*1人分
*1人分
材料
(2人分)
- ・えび (殻付き/無頭) 6匹
- ・さつまいも (細め) 120g
- ・れんこん (細め) 120g
- ・ししとうがらし 4本
- ・衣 適量
- ・かたくり粉 適量
- *えびの下処理用。
- ・揚げ油
- *ここでは、ごま油(白)を使用。
- ・小麦粉
- *打ち粉用。タネにまぶす小麦粉が「打ち粉」。これがタネと衣の接着剤となる。
つくり方
えびは背ワタを除き、尾と一節を残して殻をむく。かたくり粉をまぶしてよくもみ、流水できれいに洗い、紙タオルで水けをしっかりと拭く。
尾の先端と剣先(中央のとがった部分)を切り落とし、根元からしごいて中の水けを抜く。
揚げたときえびが曲がらないように、腹側に3か所ほど切り目を入れ、背側から指で押してまっすぐにのばす。水けを拭き、揚げる直前まで冷蔵庫で冷やしておく。
厚手の鍋に揚げ油を4cm深さまで入れ、中火で180℃に熱する。3えびに打ち粉を薄くまぶし、尾を持って衣をつけ、油に入れる。周りが固まったら返し、泡が小さくなるまで揚げて油をきる。
えびは、きちんと下処理をして、しっかり水けを取っておくのが油はねせず、香ばしく揚げるコツ。
さつまいもは皮付きのままよく洗い、1cm厚さの輪切りにして水に放す。れんこんは1cm厚さの輪切りにし、水に放す。それぞれ、水けをよく拭き取る。ししとうはヘタの先を切り、竹串で数か所穴をあげておく。
厚手の鍋に揚げ油を4cm深さまで入れ、中火で160℃に熱する。さつまいもに打ち粉を薄くまぶし、衣をつけて油に入れ、時々返しながら3~4分間、じっくりと揚げていく。
油の温度が低いうちにさつまいもを揚げはじめ、温度が上がってきたられんこん、ししとうを加える。揚げる量が多いときは、1種類ずつ、順番に。
油の温度を170℃に上げ、6と同様に、れんこんに打ち粉と衣をつけて揚げる。やや火を強め、ししとうに打ち粉と衣をつけて揚げる。
泡が小さくなって衣がカリッとしたものから引き上げ、油をきる。
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このレシピをつくった人
後藤 加寿子さん
茶道の家元の家に生まれる。日本料理の奥深い知識に裏打ちされた、シンプルかつ現代的な和食のレシピを提案。食育にも力を入れ、和食文化国民会議副会長を務める。
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