きょうの料理レシピ
ツナ缶のテリーヌ風
缶詰料理のじみなイメージを払拭。手軽なツナ缶を2種類の層にして、華やかに仕上げました。つくっておけば、忙しいときや来客時に助かります。
写真: 佐伯 義勝
エネルギー
/430 kcal
*1人分
塩分/2.2 g
*1人分
調理時間
/30分
*テリーヌ風を冷蔵庫で冷やし固める時間は除く。
材料
(4人分)
- ・ツナ (缶詰/200gのもの) 2缶
- *かつおの缶詰でもよい。
- ・レモン汁 大さじ1
- ・たまねぎ (すりおろす) 小さじ2
- ・粉ゼラチン 10g
- ・うずらの卵 (固ゆでしたもの) 6コ
- ・スタッフドオリーブ 16コ
- *またはきゅうりのピクルス。
- ・チコリ 適量
- *現在では、エンダイブの名で売られていることも多い。
- ・プチトマト 適量
- ・マヨネーズ カップ1/2
- ・トマトケチャップ 大さじ2
つくり方
1
ツナは缶から出し、汁けをきってボウルに入れ、細かくほぐし、レモン汁、たまねぎ、マヨネーズを加え、なめらかに混ぜ合わせる。
2
ゼラチンは、水大さじ6の中にふり入れてふやかし、湯煎にかけて溶かし、熱いうちに1に加えて手早く混ぜ合わせる。
3
2の半量を別のボウルにとり、トマトケチャップを加えて混ぜ合わせる。
! ポイント
あれば、トマトペースト大さじ1くらいを入れると、いっそう色がよくなる。
4
パウンド型にアルミ箔を敷き、残りの2を流し入れ、表面を平らにし、中央にうずらの卵を、両側にスタッフドオリーブを並べる。
5
次に、3のタネを入れ、押さえるようにして詰め、表面をきれいにならし、ラップをかぶせ、冷蔵庫で冷やし固める。
! ポイント
うずらの卵とスタッフドオリーブを並べて、味、見た目のアクセントに。表面を押さえながらならし、形を整える。
固める時間の目安は約2時間。急ぐ場合は、パウンド型を氷水につけ、アルミ箔などでふたをしておけば、30分間くらいで固まる。前日につくっておいてもよい。
6
5がしっかり固まったら型から出し、アルミ箔をはがし、1cm厚さに切り分け、チコリ、プチトマトの花切りを添える。
! ポイント
タネの中に生クリームを加えれば、味がまろやかに、いっそうよいものになる。
きょうの料理レシピ
2018/05/29
時代を彩ったあのレシピ
(初回放送日:1981/06/01)
このレシピをつくった人
堀江 泰子さん
(1923〜2017)「きょうの料理」草創期から講師を務め、料理研究家として、雑誌、新聞、テレビ、講演会などで活躍していた。
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