中華麺のゆで方、冷やし方
成功の秘けつは、麺の水けをしっかりきること。中華麺はコシがあるので、手で押してもすぐに麺がつぶれません。ごま油をからめることで、麺がほぐれやすく、香りもよくなります。
写真: 岡本 真直
材料
- ・中華麺 適量
- ・水 適量
つくり方
ボウルに中華麺を入れ、手でよくほぐす。鍋にたっぷりの水(中華麺2玉なら約2リットル)を入れて強火にかけ、煮立ったら麺を入れる。
菜箸で大きく混ぜ、煮立ったら強めの中火にして約2分間(または表示時間を目安に)ゆでる。途中でふきこぼれそうになったら、水カップ1/2を加える。ゆでている間に、大きめのボウルに冷水を準備しておく。
時間になったら、麺を1本取り出し、水に入れて冷ましてから食べてみる。好みの堅さになっていたら火を止める。流しに置いたざるにあけて一気にゆで湯をきる。
準備しておいた冷水のボウルにざるごと入れ、手早く引き上げてボウルの水を捨てる。再びボウルにざるを入れて流水をかけ、水がいっぱいになったら捨てる。これを2~3回繰り返して冷ます。
流水にさらしながら、両手でもみ洗いをしてぬめりを取り、水がいっぱいになったら捨てる。これを3~4回繰り返す。
ざるを上下に大きく振って水けをきり、さらに手で押して水けをしっかりきる。
ボウルに麺を入れ、ごま油(中華麺2玉なら小さじ1)をふりかける。菜箸でほぐしながら全体にからめる。
【Q】どんなタイプの中華麺を買えばいいですか?
【A】冷やし中華には生麺を用意しましょう。
市販されている中華麺は、主に生麺と蒸し麺のタイプ。温かいラーメンや冷やし中華には生麺をゆでて使います。蒸し麺は焼きそばや揚げ麺用に加工されたもの。加熱されているからといって、そのまま水にさらしてもおいしい冷やし中華にはなりません。
このレシピをつくった人
小田 真規子さん
健康に配慮した、つくりやすく、おいしい料理に定評がある。料理の基本、つくりおき、一人鍋、おつまみ、冷凍の活用、つくりやすい減塩メニューなど、初心者からシニア向けまで幅広く多種多様に料理を提案。身近な材料を活かした手軽なレシピが人気を集めている。
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