塩豚
塩をまぶして冷蔵で保存。2日目から食べられます。一度に2~3食分つくれるので、いろいろな料理に活用できます。
写真: 岡本 真直
*全量
*冷蔵庫におく時間は除く。
材料
(つくりやすい分量)
- ・豚バラ肉 (かたまり) 500~600g
- ・塩 約大さじ1(15~18g)
- *豚肉の重さの3%。
つくり方
豚肉に塩をふり、手でこすりつけながら、全面にまぶす。
塩がついたままペーパータオルにのせて包む。ラップを広げた上に置き、ぴっちりと包む。
肉から出る水分をペーパータオルが吸収する。
さらに保存袋に入れ、冷蔵庫で2日間おいたら完成。2日に一度ペーパータオルとラップを取り替えれば1週間は保存可能。それ以上保存する場合は、冷凍する。
4~5日間おくと熟成が進んでおいしくなる。
【「豚バラ」はこんな肉!】
ろっ骨から腰近くにかけての腹側の肉。脂肪と赤身が層になっていることから、「三枚肉」とも呼ばれている。脂肪が多く、コクと風味がある。骨付きはスペアリブ。
【冷凍するときは】
そのまま冷凍すると固まって切りにくいので、使いやすい厚さに切ってラップに包む。さらにジッパー付きポリ袋に入れて冷凍庫に。煮物は凍ったまま、炒め物は常温に30分間おいて使う。保存は約3週間が目安。
【塩豚にすればおいしさアップ!】
豚バラ肉に塩をまぶして2日間くらいおくと、塩の脱水効果で余分な水分がぬけて身が締まり、うまみが凝縮して味が濃厚になります。しかも、時間をおくことで熟成され、うまみもアップ。水分といっしょにクセもぬけるので、煮たときに出るアクも少なめです。塩味もついているので、いろいろな料理に活用できます。
◆このレシピを使った料理はこちら◆
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このレシピをつくった人
小田 真規子さん
健康に配慮した、つくりやすく、おいしい料理に定評がある。料理の基本、つくりおき、一人鍋、おつまみ、冷凍の活用、つくりやすい減塩メニューなど、初心者からシニア向けまで幅広く多種多様に料理を提案。身近な材料を活かした手軽なレシピが人気を集めている。
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