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きょうの料理レシピ

オニオングラタンスープ

フランスの代表的な冬の家庭料理。アツアツのスープにパンを浮かべるのが、おいしさの秘訣。

オニオングラタンスープ

写真: 日置 武晴

材料

(つくりやすい分量。小さめの耐熱容器で5~6コ分)

・パゲット (細めのフランスパン/薄切り) 5~6枚
・たまねぎ 3~4コ(500g)
・ピーナツ油 大さじ1
*またはサラダ油
・バター 大さじ1
・白ワイン カップ3/4
・フォン・ブラン カップ6+1/4
*牛、鶏をベースに、いためずに煮出したスープ。缶詰で市販されているが、なければ市販のチキンスープの缶詰か、水を使う
・マデラ酒 大さじ2
*またはポルト酒。ワインにブランデーを加えてつくる、香りとコクの強い酒精強化ワイン。なければ入れなくてよい
・グリュイエールチーズ (細切り) 100g
・塩
・こしょう
・小麦粉

つくり方

1

バゲットは1cm厚さのものを人数分用意し、200℃のオーブンで軽く色づくまで焼く。

2

たまねぎは薄切りにし、ピーナツ油とバターを熱した厚手の鍋に入れ、弱火でじっくりいためる。塩、こしょうで味を調える。

3

2に小麦粉大さじ2弱を加えていため、なじんだら白ワインを加えてアルコール分をとばしながら、鍋底のうまみをこそげ取る。フォン・ブランを加えて30~40分間煮る。仕上げにマデラ酒を加える。

4

熱い3を耐熱容器に注ぎ、1を1枚ずつ入れ、チーズを等分にのせる。250℃のオーブンで8~10分間焼く。

! ポイント

注ぐスープが冷めていると、パンがスープを吸いすぎてブヨブヨとした口当たりになってしまう。アツアツのスープにパンを浮かべ、すぐにオーブンに入れるのが、パンがふのようにならないコツ。

全体備考

たまねぎをあめ色にいためるのは、冷凍庫で保存できるので、時間あるときにつくっておくとよい。

きょうの料理レシピ
2004/11/29 藤野真紀子のエレガントな食卓

このレシピをつくった人

藤野 真紀子

藤野 真紀子さん

料理上手の祖母・母に育てられ、結婚後は夫の海外転勤に伴ってパリやニューヨークでお菓子と料理を学ぶ。帰国後、お菓子教室を主宰、美しく洗練されたお菓子や料理、エレガントな暮らしの提案が多くの女性たちの支持を得ている。料理・菓子教室は子供向けの講座も開く。自身も2児の母、6人の祖母でもある。

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