卵チャーハン
いためるときは強火で、短時間が勝負です!卵でご飯に膜をつくることにより、パラッとした油っぽくないチャーハンになります。
写真: 鈴木 雅也
*1人分
つくり方
卵はよく溶きほぐしておく。ねぎは縦に4等分に切ってから小口切りにする。チャーシューは5mm角に切る。ご飯は温かいものを用意する。
中華鍋を火にかけてよくから焼きし、サラダ油約カップ1を入れ、鍋になじませてからいったん油をあける。
新たにサラダ油大さじ2を入れ、すぐに卵を入れて手早く混ぜる。
卵が半熟のうちに、ご飯を加え、卵がご飯にからんで全体が黄色くなるまでいためる。
ねぎを加えてご飯を返し、ねぎを鍋肌でいためて香りを出す。
5に塩約小さじ1/4で味付けし、チャーシューを加えていため、こしょう少々をふる。鍋肌から酒小さじ1、しょうゆ1~2滴を加えてサッといためる。
プロのコツ(1)
「材料はすぐに入れられるよう準備する」
チャーハンは、強火で手早くいためてうまみを引き出す料理。材料はすべて、すぐに使えるように準備して。鍋の大きさに対して分量が多すぎると、調理に時間がかかってしまうので、家庭では2人分ずつつくるのがベスト。また、ご飯は冷たいとほぐすのに時間がかかるので、温かいご飯でつくるのがコツ。冷たいご飯を使うときは、電子レンジにかけて温めるとよい。
プロのコツ(2)
「卵でご飯に膜をつくる」
卵が半熟状態のうちにご飯を加え、全体を細かく切るようにしながら鍋をふっていためる。卵でご飯に均一の膜をつくると、全体にふっくらとなり、しかもご飯がパラパラになる。
プロのコツ(3)
「鍋肌でいためて、ねぎの香りを出す」
ねぎを加えたら鍋をふってご飯を返し、鍋底にねぎがくるようにして、しっかりと香りを出す。うまく鍋の中身を返せない場合は、はじめから鍋肌にねぎを入れるようにする。
このレシピをつくった人
斉 風瑞さん
東京・青山にある中華風家庭料理店の創設者。「ふーみんママ」の愛称で慕われ、数々の名物料理を生み出して多くの人を魅了。神奈川県内の少人数制サロンレストランで腕をふるう。
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