スパゲッティナポリタン
昭和のスパゲッティの定番。ケチャップにトマトの水煮を加えるのがポイント。
写真: 鈴木 雅也
材料
(2人分)
- ・スパゲッティ (太さ1.7mm) 150g
- ・しめじ 1/2パック(50g)
- ・ピーマン 2コ
- ・ウインナーソーセージ 6本
- 【A】
- ・にんにく (みじん切り) 1かけ分
- ・ベーコン (1cm幅に切る) 2枚分
- ・たまねぎ (みじん切り) 1/2コ分
- ・トマトの水煮 (缶詰・ホールタイプ) 1/3缶(約130g)
- ・トマトケチャップ 大さじ4
- ・グリンピース (ゆでる) 大さじ2
- ・パルメザンチーズ (すりおろす) 大さじ2
- ・塩
- ・オリーブ油
- ・こしょう
- ・バター
つくり方
鍋に2リットルの湯を沸かして塩大さじ2を入れ、スパゲッティを入れて袋の表示時間どおりにゆでる。
塩を入れてゆでるとパスタがのびにくくなり、下味もつく。
具を用意する。しめじは石づきを取ってほぐす。ピーマンは乱切りにし、ソーセージは切り目を入れて半分に切る。オリーブ油小さじ1を熱したフライパンで軽く炒め、塩・こしょう各少々をふって取り出しておく。
ソースをつくる。2のフライパンに【A】を入れて弱火で炒める。にんにくが色づいたらたまねぎを加え、軽く色づくまで中火で炒める。
3にザックリつぶしたトマトの水煮を加えて混ぜ、トマトケチャップも加え、弱火で4~5分間煮る。
トマトの水煮を加えることでさっぱりしながらもうまみのある味わいになる。
4を弱火にかけたまま、2を加えて味をなじませ、ゆで上がったスパゲッティとバター10gを加える。
サッとからめて全体をなじませ、塩・こしょう各少々で味を調える。器に盛り、グリンピースを散らし、パルメザンチーズをかける。
≪炒める? 炒めない?≫
日本で独自に進化したといわれるナポリタンは、大きく分けて2つのタイプがあります。
ひとつは、今回のようにトマトソースとゆでたパスタをサッとあえるタイプ。長く炒めないぶん、トマトのフレッシュ感が楽しめて、後味もさっぱりとします。
もうひとつはソースとパスタを炒めて仕上げるタイプ。ケチャップにしっかり火を入れることで、コクと風味が引き立ち。郷愁を誘う味わいになります。
このレシピをつくった人
真崎 敏子さん
都内で洋風家庭料理教室を主宰。
イギリス、ドイツに暮らしてその国の本格的な料理を学び、ホテルの製菓部にて修業。主婦が一人で作れる華やかな中にも、味のよいパーティー料理、家庭料理を目指している。
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